
テスラはS&P500に加えられるが、これは投資家基盤の拡大となり、電気自動車メーカーをアップル、バークシャー・ハサウェイ、マイクロソフトといった大手企業と同じグループに位置付ける画期的な出来事となる。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが月曜日午後に発表したこの発表を受け、株価は引け後の取引で13.7%上昇した。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは声明で、テスラは12月21日の取引開始前に正式にベンチマーク指数に組み入れられると述べた。
テスラがS&P 500に加われば、同指数を構成する企業の中でも時価総額上位の企業の一つとなる。そのウェイトは非常に大きな影響力を持つため、S&P DJIは、浮動株調整後時価総額ウェイトの全額を一括で組み入れるか、それとも2回に分けて組み入れるかを検討している。
S&P DJIは声明で、「テスラは過去10年間でS&P 500の構成銘柄に最も大きく加わる銘柄の一つとなり、結果としてS&P 500史上最大級のファンディングトレードを生み出すことになるだろう」と述べた。「しかし、テスラ自体は非常に流動性が高く、12月の四半期リバランスで同社株が追加される時期は、株式オプション、株式先物、株価指数オプション、株価指数先物の満期日と重なるため、ファンディングトレードを促進する可能性がある」
テスラはスタートアップの連鎖だとイーロン・マスクは説明する
S&P 500に組み入れられることにはメリットがあります。指数連動型ファンドを保有する投資家は、株式の購入を余儀なくされるからです。株価は既に急騰しているため、投資家はテスラ株の保有枠を確保するために他の銘柄を売却せざるを得なくなります。既存の投資家は、この需要に乗じて売却を検討するかもしれません。結果として、従来は変動が大きかったテスラ株は、さらに変動が激しくなる可能性があります。
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このベンチマークへの組み入れは、テスラが8月に自社株を1対5に分割することを決定したことを受けてのものだ。
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キルステン・コロセックは、EVや自動運転車から都市型航空モビリティ、車載テクノロジーに至るまで、10年以上にわたり交通の未来を取材してきた記者兼編集者です。現在はTechCrunchの交通担当編集者であり、TechCrunchのEquityポッドキャストの共同ホストを務めています。また、ポッドキャスト「The Autonocast」の共同設立者兼共同ホストでもあります。以前はFortune、The Verge、Bloomberg、MIT Technology Review、CBS Interactiveに寄稿していました。
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