iOS 17のCarrot Weatherは、自分の声で天気予報を配信できるようになりました。

iOS 17のCarrot Weatherは、自分の声で天気予報を配信できるようになりました。

AppleのiOS 17アップデートが本日リリースされ、多くのアプリが新機能に対応したアップデートを展開しています。中でも特に面白い天気予報を毎日配信する「Carrot Weather」は、音声真似機能や天気ウィジェットなど、様々な新機能が追加されました。

Appleの新しいアクセシビリティ機能「Personal Voice」はユーザーの声を真似るため、Carrotは天気予報を提供する際にユーザーの声を真似できるようになりました。Personal Voiceは主に、発話能力を失うリスクのある人向けに設計されています。Carrotの新しい声真似ツールは、こうした人々にとって役立つ可能性があります。さらに、Carrotアプリの開発者であるブライアン・ミューラー氏は、この機能は有名人の声を真似できる人にとっても楽しいものになるだろうとTechCrunchに語っています。

Carrotの5.12アップデートには、iPhoneのスタンバイモード画面、iPadのロック画面、Apple Watchのスマートスタックに追加できる天気ウィジェットがいくつか含まれています。スタンバイは、iPhoneを横向きに置いた状態でも一目で情報を確認できる、新しいフルスクリーン機能です。Carrotは、ジョークを飛ばすウィジェットや、1時間ごとおよび1日ごとの天気予報チャートなどを提供しています。

画像クレジット:キャロット・ウェザー

さらに、Apple Watch用のCarrotアプリはwatchOS 10向けに再設計されました。メインインターフェースは縦型タブ表示となり、現在、1時間ごと、1日ごとの天気予報を素早く切り替えることができます。各セクションはタップで展開でき、詳細を表示できます。アニメーション天気図の表示やデータポイントのカスタマイズも可能です。

Carrotは今回初めて、中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語の14言語で利用可能になりました。ただし、このアプリの最大の問題点である、Carrotの辛辣なコメント機能は依然として英語のみです。

また、60分先までの嵐の動きを追跡する新しい1時間先レーダー機能も追加されました。この機能は、米国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、韓国でご利用いただけます。

Carrot バージョン 5.12 は、本日 App Store で公開されました。

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Lauren は TechCrunch でメディア、ストリーミング、アプリ、プラットフォームを担当しています。

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