Twitter/XのライバルT2が「Pebble」にブランド変更、旧名称は永続的なものではなかったと主張

Twitter/XのライバルT2が「Pebble」にブランド変更、旧名称は永続的なものではなかったと主張
Pebbleデスクトップ
画像クレジット: Pebble

Xの挑戦者は、ローンチ時に自らをT2と名付け、かつてTwitterとして知られていたソーシャルネットワークに挑む野心を隠そうとはしなかった。しかし、Twitterのクローンを作りたいという意欲を示唆するその名称は、もはや使われていない。同社は自社プラットフォーム上で、Xのライバルとなるであろう企業の名称を「Pebble」に変更すると発表した。

名前変更の理由は、Pebble ユーザーに提示された短いメッセージで説明されました。

小石は小さくて目立たないもの。広大な海に投げ込まれると、まるで世界へと送られる小さなメッセージのように。一つ一つが個性を持っています。丸くて優しいものもあれば、角のあるものもあります。それらは波紋を起こし、どんどん広がり、海の性質そのものを変えていきます。そして、それらが岸に集まり、人々が集まり、その景色を堪能できる壮大なビーチを作り出します。喜び、悲しみ、不安、そして祝福の時に、私たちが訪れ、思いを分かち合える場所です。

画像クレジット: Pebble

ソーシャルネットワークは、T2という名前を恒久的に使うつもりはなかったと述べ、メッセージには「あまりにも派生的で、少し退屈」だと感じたと記されていた。そして、アイスランドのトップレベルドメイン「.is」を見つけた際に、サイト名をpebble.isにすることでコミュニティとのつながりを築けることに気づいたという。

つまり、T2 のユーザー名も、pebble.is/[ユーザー名] の形式でこのブランド変更を反映することになります。

リブランディングに加え、PebbleはPebbleロゴと、チャット内容、プロフィール、フォローしているユーザーに基づいて投稿のアイデアを提案する新しい「アイデア」機能を備えた新しいデザインを採用しました。提案された投稿は「無視」をタップしてスキップできます。

画像クレジット: Pebble

名称変更にもかかわらず、Pebbleはデビューから数ヶ月でTwitterの旧機能の多くを既に再現しています。例えば、従来の認証チェックマーク(従来の認証機能を復活させる機能も搭載)に加え、引用投稿、ダイレクトメッセージ(DM)、独自の「おすすめ」フィードといった機能も搭載しています。驚くべきことに、この点がPebbleをTwitter/XのライバルであるMastodonやBlueskyといったサービスと差別化しています。Mastodonは引用投稿や、かつてTwitterが誇っていたようなプライベートダイレクトメッセージ(DM)を提供しておらず、Blueskyはダイレクトメッセージ(DM)を全く提供していません。

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Pebbleは、自身の会社をTwitterとGoogleに売却したガボール・チェル氏と、Twitterの元人権アドバイザーであるサラ・オー氏によって設立され、110万ドルの資金を調達しています。この資金は、ブラッドリー・ホロウィッツ氏、リッチ・マイナー氏、そしてWikipediaの元CEOであるキャサリン・マー氏を含むエンジェル投資家グループから提供されています。

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サラは2011年8月からTechCrunchの記者として働いています。彼女はReadWriteWebで3年以上勤務した後、TechCrunchに入社しました。記者になる前は、銀行、小売、ソフトウェアなど、様々な業界のIT業界で働いていました。

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