
フォードは、第3四半期決算報告の一環として、11月にフォード・トランジット・カーゴバンの完全電気自動車版を発表する予定だと発表した。発表では、同社のグローバル市場全体に向けた電気自動車が披露されることになる。
フォードは1年以上前から電気自動車トランジットバンの生産について検討してきました。2019年4月には、2021年までに欧州市場向けに電気自動車トランジットを販売する計画を発表しました。そして今春、フォードは2022年モデルから北米市場向けに電気自動車トランジットの生産・販売を開始すると発表しました。このバンは、フォードが「没入型」と称するバーチャルイベントで11月12日に公開される予定です。
電気自動車トランジット貨物バンは、フォードが2022年までに電動化に115億ドル以上を投資する計画の一環であり、より具体的には、商業顧客を獲得するための戦略である。
商用バンをEV戦略に含めるという決定は、北米での販売と将来の成長見通しに関連している。「トランジットバンとフォードF-150は、当業界で最も重要かつ最も多く販売されている商用車です」と、CEOのジム・ファーリー氏は水曜日のアナリスト向け決算説明会で述べた。
「フォードでは『仕事』を担うのは私たちです。これらの電気自動車は真の仕事車となり、非常に高性能で、独自のデジタルサービスと無線通信機能を備え、重要な法人顧客の生産性と稼働時間を向上させます」と彼は述べた。「完全電動の商用バンとピックアップトラックの潜在市場は巨大になると確信しており、この機会に全力で取り組んでいきます。これは、2大利益源であり、商用車市場もその一つです。」
フォードは米国市場向けに全電気自動車トランジット貨物バンを製造している。
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この発表は、ウォール街の予想を大きく上回る同社の第3四半期決算の中で行われた。フォードは水曜日、売上高375億ドルに対し、純利益は24億ドルだったと発表した。同社は2020年通期の調整後利払い前税引前利益がプラスになると予想しており、以前の暗い見通しを覆した。
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キルステン・コロセックは、EVや自動運転車から都市型航空モビリティ、車載テクノロジーに至るまで、10年以上にわたり交通の未来を取材してきた記者兼編集者です。現在はTechCrunchの交通担当編集者であり、TechCrunchのEquityポッドキャストの共同ホストを務めています。また、ポッドキャスト「The Autonocast」の共同設立者兼共同ホストでもあります。以前はFortune、The Verge、Bloomberg、MIT Technology Review、CBS Interactiveに寄稿していました。
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