かつてFacebookとして知られていた企業が「Oculus」ブランドをあっさり廃止

かつてFacebookとして知られていた企業が「Oculus」ブランドをあっさり廃止
2019年5月22日、カナダのトロントにあるEnercare Centerで開催されたCollision 2019の2日目、センターステージに立つOculus VRのPalmer Luckey氏。
画像クレジット:デビッド・フィッツジェラルド/スポーツファイル/ゲッティイメージズ

今朝の同社のAR/VRに焦点を当てたコネクトイベントで、マーク・ザッカーバーグは社名変更にもかかわらず、フェイスブックMeta の使命は変わらず、既存のブランドも変更されません。

「私たちが何者であり、何を築きたいかを反映するため、本日、私たちの会社がMetaとなったことを誇りに思います。私たちの使命は変わりません。人々を繋ぐことです。私たちのアプリとブランドも変わりません」とザッカーバーグは述べた。

しかし、それは事実ではないことが判明しました。基調講演終了から約15分後、次期CTOのアンドリュー・ボズワース氏が長文のFacebook投稿で、新たなブランド再構築の一環としてOculusブランドを廃止することを明らかにしました。

本日のプレゼンテーションではOculusという表現が明らかに見られず、Oculus Storeなどの機能は一貫してQuest Storeと呼ばれていました。Bosworth氏は投稿の中で、来年初めからOculusアプリをMetaアプリに、Oculus QuestをMeta Questに改名するプロセスが開始されると説明しています。

「私たちは皆、Oculusブランドに強い愛着を持っており、これは非常に難しい決断でした。名称は廃止されますが、Metaが今日もVRの普及を推進していく中で、Oculusの当初のビジョンは深く根付いていることをお約束します」とボズワースは記した。

Facebookは2014年にOculus VRを買収した。

ザッカーバーグがMetaのCEOとして初めて嘘をつく前に、会社のブランド変更を始めて15秒ほど経ったようだ。

テッククランチイベント

サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日

「私たちの使命は変わりません。人々を結びつけることです。アプリもブランドも変わりません。」 https://t.co/yPlYBGUZbB

— ルーカス・マトニー(@lucasmtny)2021年10月28日

トピック

アンドリュー・ボズワース企業ディスプレイ技術 Facebook ハードウェアマーク・ザッカーバーグ複合現実 Oculus Oculus Rift S Oculus VR パーマー・ラッキーバーチャルリアリティウェアラブルデバイス

ルーカス・マトニーはサンフランシスコを拠点とするTechCrunchのシニア編集者でした。

バイオを見る