
インド企業省はビジューズに対し、2021年3月期の監査済み財務諸表を提出していない理由を説明するよう求めたとブルームバーグ・ニュースが木曜日に報じた。
評価額220億ドルでインドで最も価値のあるスタートアップ企業であるエドテック大手のByju'sは、監査済み決算書の提出期限を17カ月過ぎた。
ブラックロック、タイガー・グローバル、UBS、プロサス・ベンチャーズ、セコイア・インディア、ライトスピード・ベンチャー・パートナーズなど、多数の著名な投資家から支援を受けているこのスタートアップは、7月初旬に10日以内に決算報告を提出すると発表した。しかしその後、期限を何度も守れずにいる。
企業省の調査は、インドの国会議員カルティ・チダンバラム氏が、同社が報告書を提出していないとして財務状況の調査を求めたのを受けて行われた。
インド下院シヴァガンガ選挙区選出の国会議員チダンバラム氏は、国の詐欺規制当局に公開書簡を送り、ビジューズの財務状況の調査を開始するよう要請した。同議員が指摘したように、ビジューズは3月に発表された最新の資金調達ラウンドでまだ2億5000万ドルの資金を確保しておらず、数百人の従業員を解雇し、同時に20億ドル以上の評価額で米国企業の買収を検討している。
同社はコメント要請にすぐには応じなかった。
事情に詳しい情報筋によると、ビジューズも4か月以上にわたり新たな資金調達を目指してきたが、ほとんど成功していないという。
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マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。
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