Hugging Faceの新しいiOSアプリは、AIを活用してあなたが見ているものを説明します

Hugging Faceの新しいiOSアプリは、AIを活用してあなたが見ているものを説明します
ハグフェイスロゴ
画像クレジット: Hugging Face

AI スタートアップ企業の Hugging Face が iOS 向けの新しいアプリをリリースしました。このアプリの機能の 1 つは、オフラインのローカル AI を使用して iPhone のカメラに映っているものを説明することです。

「HuggingSnap」と呼ばれるこのアプリは、Hugging Faceの独自開発視覚モデル「smolvlm2」を活用し、クラウドにデータを送信することなく、スマートフォンが捉えた映像をリアルタイムで分析します。カメラを向けて質問したり、説明を求めたりすると、HuggingSnapは物体を識別し、シーンを説明したり、テキストを読み上げたり、ユーザーが見ているものの意味を理解しようとします。

ハグフェイスハグスナップ
画像クレジット: Hugging Face

このコンセプトは確かに目新しいものではありません。多くのAI搭載アプリ、そしてApple独自のAI機能スイート「Apple Intelligence」でも同じことが実現できます。しかし、Hugging FaceがHuggingSnapのApp Store説明で述べているように、HuggingSnapはオフラインで動作し、電力効率が高く、すべてのデータをスマートフォン上で処理します。

「買い物、旅行、勉強、あるいは単に周囲を探索するときに役立ちます」と同社は述べています。「HuggingSnapは、スマートな視覚AIをiPhoneに提供します。」

HuggingSnap は iOS 18 以降が必要です。また、macOS デバイスと Apple Vision Pro にも対応しているため、ノートパソコンやヘッドセットで使用することも可能です。

トピック

カイル・ウィガーズは2025年6月までTechCrunchのAIエディターを務めていました。VentureBeatやDigital Trendsに加え、Android Police、Android Authority、Droid-Life、XDA-Developersといった様々なガジェットブログにも記事を寄稿しています。音楽療法士のパートナーとマンハッタンに在住。

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