
CES 2025はまだ2日目ですが、既に本物の製品と手の込んだいたずら品を見分けるのが困難な状況になっています。In Case of Deathは現在、その競争において圧倒的なリードを誇っています。
Zugu社が開発したこの製品は、デジタルライフにおける一種のデッドマンスイッチとして設計されています。11インチiPadケース、スマートリング、そしてアプリが一体化しています。これらはすべて、ユーザーが死亡した場合に自動的に起動する自己破壊型の11インチiPad Proと一緒に出荷されます。
ズグさんはこう書いています。
ユーザーの心拍が突然停止し、体温と血中酸素濃度も大幅に低下した場合、スマートリングはユーザーが死亡したことを認識し、「In Case of Death」アプリに信号を送信して、ユーザーが最初にアプリに登録して設定したときに選択した「死亡保護」を発動します。

同社によれば、このシステムは指から指を離したことを検知するため、リングを充電する必要があるたびにiPadが文鎮化してしまうような事態にはならないとのことだ。ケースメーカーはどうやら、この不気味な製品で遊び心を見せているようで、タブレットの文鎮化に代わる、あるいは文鎮化に加えて、様々なオプションを提供しているようだ。
同社によると、「Death Protections には、Destroy My Browser(ブラウザとその履歴を削除)、Nuke My iPad(すべてのデータを消去)、Rickroll My Loved Ones(iPad にリック・アストリーのビデオを無限ループ再生するように命令する)、Tweet My Followers が含まれます」とのこと。
通常のツイートはこうです。「親友よ、永久にオフラインになります。文字通りです。私の訃報へのいいねとチャンネル登録をお忘れなく #LastPost #NoFilter #NoHeartBeat #RIPme」
システムの価格は1,500ドルです。ついでにスクリーンワイプも買って、送料無料を活用してみてはいかがでしょうか。
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サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラーコメンテーターとしても活躍しています。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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