AWSの停止によりParlerは正式にオフラインになった

AWSの停止によりParlerは正式にオフラインになった
AWS (アマゾン ウェブ サービス) と Parler のロゴ
画像クレジット: TechCrunch

アマゾンウェブサービス(AWS)は約束通り、Parlerへのサービスを停止した。Parlerは、議事堂などでの暴力行為を呼びかけるトランプ支持派のユーザーにとって格好の居場所となっていた右翼系ソーシャルネットワークだ。AWSからの24時間前の警告の後、サービス停止は一夜にして発効した。そのため、Parlerのウェブアドレスにアクセスすると、「要求されたドメインにアクセスできません」というメッセージが表示される。

先週、トランプ大統領の公式アカウントがTwitterとFacebookから永久停止された後、Parlerのコミュニティは急成長を遂げていた。これに伴い、トランプ大統領の感情に沿うような非難や暴力を煽るツイートをしていた複数のアカウントも両プラットフォームから削除された。その後、AppleとGoogleはそれぞれの利用規約違反を理由にParlerをそれぞれのアプリストアから削除し、AWSもこれに追随して独自の停止通知を出した。

アマゾンウェブサービスはパーラーに対し、同社へのサービスを停止することを24時間前に通知した。

Parlerは、様々な停止措置に対処するため、自社のインフラを一から再構築することを示唆している。一方で、Gabのように、より右派的なユーザー層をターゲットにしてきた、存続を続ける他のオルタナティブソーシャルメディアサイトは、Parlerのプラットフォーム廃止による恩恵を受けている。Gabは以前、ヘイトスピーチの拡散に関する問題でホスティングが取り消され、Google Playからも削除されたことがある。

トランプ大統領のプラットフォームからの排除

テッククランチイベント

サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日

トピック

Amazon Web Services 国会議事堂襲撃コンピューティングドナルド・トランプ Gab Google メディア&エンターテイメント Parler ソーシャルメディアソーシャルネットワーク Webサービスワールドワイドウェブ

宇宙、科学、健康技術を専門とするライター。以前は自動車とモビリティ技術を担当し、AppleとShopifyに勤務。

バイオを見る