
会議は誰もが望んでいるものですが、誰もが行うものです。そのため、会議中にほとんどウェブサーフィンをしているような時、仕事に本当に関係する重要な情報を聞き逃していないか確認するために、議事録があると便利です。Googleはこのことを認識しており、本日、ビデオ会議サービス「Meet」に会議の自動議事録機能を導入すると発表しました。
これまでは、通話の録音と文字起こしにはOtterのようなサードパーティサービスが必要でした。しかし、今では組み込みサービスとしてご利用いただけます。この新機能は現在、英語での会議でご利用いただけます。フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語にも対応予定です。
もちろん、Microsoft Teamsは1年以上前から英語での会議向けに同様の機能を提供しています。GoogleアシスタントやAndroidレコーダーアプリといった他の音声テキスト変換サービスでの経験を考えると、この機能をMeetに追加するのにこれほど時間がかかったのは少し奇妙ですが、遅くてもやらないよりはましです。
Googleの全体的な実装もまだやや初歩的です。この機能は、Googleドキュメントにトランスクリプトを保存するだけで、今のところはそれだけです。Googleは、トランスクリプトがあれば、録音に基づいた分析機能やその他の機能も提供できるようになると述べていますが、現時点ではそのような機能は提供していません。
Google は本日、トランスクリプトに加えて、Meet のコンパニオン モードがモバイルで機能するようになったこと、および Huddly や Logitech の AI 搭載カメラを使用するユーザーがアダプティブ フレーミングを使用して、発言者が常にフレーム内に適切に配置されるようになったことも発表しました。
GoogleのSlackのライバルであるGoogle Chatにも、Slackで覚えているかもしれない新機能がいくつか追加されます。カスタム絵文字、不適切なコメントを気にすることなくチーム全体や会社全体に情報を一斉送信できる一方通行のブロードキャストスペース、インラインスレッド形式の会話などです。つまり、GoogleはSlackに追いつき、Chatの存在を人々に再認識させようとしているのです。
トピック
フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。
バイオを見る