アップルのイベントは、市場全体の売りから同社株を救うことはできなかった

アップルのイベントは、市場全体の売りから同社株を救うことはできなかった

本日のアップルのイベントには、同社の将来の成長と業績に対するウォール街の期待を満たすか、上回るか、あるいは下回るかを決定するのに役立つ同社の製品が満載されていたが、株価にはほとんど影響を与えなかった。

もはやこれがテーマだ。Appleは新製品、サービス、ソフトウェア、周辺機器を次々と発表するが、株価は一向に動かない。これはほとんど滑稽だ。確かにAppleの株価は決算発表後に動くことはあるが、新製品発表のダイジェストとなると、そうはいかない。

少なくとも、TechCrunchが注目している限りはそうではない(さらなる証拠はこちら)。まるでAppleの顧客、そして報道機関が、同社が何を作るのかを熱狂的に気にかけ、そしてそれについて非常に声高に語っているかのようだ。一方、投資家たちは実質的にずっと昼食をとっている。

Appleが「Spring Loaded」イベントで発表した内容はこちら

例えば、本日、Apple株は1.28%下落して取引を終え、その後さらに0.36%下落しました。Apple株は終値で1株あたり133.11ドルとなり、イベント開始時点では133.40ドルでした。つまり、このイベントは同社のさらなる下落をほとんど防ぐことはできなかったのです。

ヤフーファイナンスによると、ナスダック総合指数は0.92%下落した。

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サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日

言い換えれば、Apple がクレジットカードを刷新し、ポッドキャスト アプリを再構築して有料サブスクリプションをサポートすること、紫色の iPhone が登場すること、AirTags が現実になること、 ついに新型 Apple TV が登場すること、非常に魅力的な新型 iMac が登場すること、新型 iPad (新型 iPad Pro を含む) が登場することなどのニュースは、基本的に投資家の肩をすくめるだけのものだった。

決まり文句にならないように、「楽しんで ないの?」というGIFをここには貼りませんが、貼る価値はあります。要するに、今日のApple株はまさにこの動きをしたのです。投資家たちは数字にばかり気を取られ、売上高よりも上流の、後に分析して確固たる結論を導き出す数字を牽引する製品に目を向けることができなかったのです。

YCharts によるチャートは次のとおりです。

画像クレジット: YCharts

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アレックス・ウィルヘルムは、TechCrunchのシニアレポーターとして、市場、ベンチャーキャピタル、スタートアップなどを取材していました。また、TechCrunchのウェビー賞受賞ポッドキャスト「Equity」の創設ホストでもあります。

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