アグテックロボット企業FarmWiseが新たに4500万ドルを調達

アグテックロボット企業FarmWiseが新たに4500万ドルを調達
畑でのFarmWiseロボット
画像クレジット: FarmWise

スタートアップ業界全体は資金調達に苦戦しているかもしれませんが、ロボットによる資金調達には依然として好機です。アグテックはその中でも上位に位置づけられています。アメリカの農家の平均年齢は55歳で、最近では人間の支援を得ることがますます困難になっています。

ファームワイズは長年この分野に取り組んでおり、ここ数年、カリフォルニア州とアリゾナ州の農場に自律除草ロボットを導入しています。中央カリフォルニアに拠点を置く同社によると、同社のロボットは野菜農場で合計1万5000時間の商用稼働を記録し、データベース用に約4億5000万回の作物のスキャンデータを取得しています。

本日、同社はFall Line CapitalとMiddleland Capitalが主導する4,500万ドルの資金調達を発表しました。シリーズBにはGV、Taylor Farms、Calibrate Ventures、Playground Global、SVG Ventures、Wilbur Ellisも参加しており、これによりFarmWiseのこれまでの累計資金調達額は6,500万ドルとなりました。

この資金は、同社の研究開発と既存製品の展開を加速させるために使われる。

「私たちは、成長する世界の人々に食料を供給するために、農家には費用対効果が高く持続可能なソリューションを提供する必要があるという確信を持ってFarmWiseを設立しました。そして、人工知能はそれを実現する理想的な技術です」と、共同創業者兼CEOのセバスチャン・ボイヤー氏はリリースで述べています。「農業コストの上昇に伴い、私たちはより多くの農家と協力できるよう、技術の拡大を続けています。」

このラウンドでは、Fall Line Capitalの共同設立者兼マネージングディレクターのクレイ・ミッチェル氏も取締役会に加わる。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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