Timekettleの新しいイヤホンは通話中にリアルタイム翻訳が可能

Timekettleの新しいイヤホンは通話中にリアルタイム翻訳が可能
画像クレジット: Timekettle

Timekettleは今週、ラスベガスで開催されたCES 2025で、最新のイヤホン「W4 Pro」を発表しました。この製品は、電話やビデオ通話にリアルタイムの双方向翻訳機能を搭載することで、スタートアップの注力分野をさらに強化することを目指しています。

イヤホンは、ユーザーの操作なしに40言語の通話を自動的に翻訳し始めます。当然ながら、音声翻訳には3~5秒程度の遅延が発生します。

Timekettleは次のように述べています。「新たに導入された双方向翻訳機能により、あらゆる通信アプリケーションや従来の電話システムを通じて、スムーズな異言語会話が可能になります。元の音声品質を損なうことなく、双方向の同期翻訳を提供します。」

ただし、翻訳された音声は元の音声よりも大きく聞こえます。これらの翻訳に加えて、ヘッドフォンは内蔵AIを活用して会話内容の要約も提供します。

W4 Pro は、以前の Timekettle ヘッドフォンと同じように、イヤホンを他の人と共有して対面で翻訳するなど、さまざまな方法で使用できます。

このヘッドフォンは、同社が新たに発表したBabel OSを搭載しており、「話されている内容を予測し、カスタマイズ可能な語彙に適応し、実際の人間の感情や音調で翻訳できるソリューションで、超高速の切り替えを実現します」とTimekettleは述べています。

このOSは旧モデルにも搭載されます。W4 Proイヤホンは日曜日に449ドルで発売されます。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラーコメンテーターとしても活躍しています。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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