DJI Mavic 3ドローンのリーク情報、カメラの改良と飛行時間46分の詳細

DJI Mavic 3ドローンのリーク情報、カメラの改良と飛行時間46分の詳細

The Vergeが入手したDroneDJとJasper Ellensからのリーク情報によると、DJIの次期ドローンMavic 3 Proは前モデルから大幅にアップグレードされる可能性がある。飛行時間が大幅に長くなり、望遠カメラと大型のフォーサーズセンサーを搭載したカメラを1台ではなく2台搭載する可能性がある。もしこれが本当なら、Mavic 3は今年後半に発売されると報じられており、映画撮影者や空撮写真家にとって非常に魅力的な製品となるだろう。

Mavic 2 ProとMavic 2 Zoomでは、大型センサーか24-48mm相当のズームレンズのどちらかを選ぶ必要がありましたが、新モデルではその両方を1台のドローンで実現します。報道によると、20メガピクセル、24mm f/2.8-f/11のフォーサーズセンサー搭載のメインカメラと、12メガピクセル、1/2インチセンサー搭載の160mm相当の望遠レンズ搭載のセカンダリカメラの2つの独立したカメラが搭載されるとのことです。

#Mavic3 の完全マニュアルとスペック!価格:1600。発売日:11月15日。スマートコントローラー、15km。4/3インチ。@DroneXL1 @geeksvana @dronedj @techdronemedia @DronewatchNL @DronefriendlyB @dronemodelismo @OsitaLV @DJIGlobal pic.twitter.com/2w1slWCOc2

— ジャスパー・エレンズ | X27 (@JasperEllens) 2021年9月23日

フォーサーズセンサーは、空撮撮影者にとって大きなメリットとなるでしょう。より詳細な映像を捉え、より映画的な映像表現を可能にします。現在、このフォーマットで撮影するには、大型で比較的高価なドローンと、多くの場合、DJIのZenmuseシリーズやパナソニックのBGH1のような別売りのカメラが必要です。同時に、望遠カメラを2台追加することで、より汎用性を高めることができます。

また、USB-Cポートから直接充電できるため、バッテリーを取り外す必要はありません。そのため、Mavic 2 Proの907gからMavic 3 Proでは920gへと重量が若干増加します。カメラの追加やその他の新機能による重量増にもかかわらず、Mavic 3の飛行時間はMavic 2の31分から46分へと大幅に延長されています。

Mavic 3にはProモデルとCineモデルの2種類が用意される予定で、後者は内蔵SSDと高速転送を実現する「1Gbps Lightspeedデータケーブル」オプションを搭載します。また、DJIのディスプレイ搭載スマートコントローラーの新バージョンも搭載され、Mavic 2 Proの10kmから15kmに延長された動画伝送距離を実現します。

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両情報筋によると、Mavic 3 Proの価格は1,600ドルで、現行のMavic 2 Proと同価格です。Cineモデルの価格は明確ではありませんが、1,000ドル程度高くなる可能性があります。それでも、これほどハイテクなカメラを搭載したドローンとしては比較的お買い得と言えるでしょう。両モデルとも11月15日に発売予定です。

編集者注: この記事はもともと Engadget に掲載されました。

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スティーブ・デントはEngadgetの副編集長です。

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