ソフトウェア株はさらに下落

ソフトウェア株はさらに下落

市場の重要な動向について最新情報をお伝えする短いブログです。今日は株式市場全般にとって厳しい一日となりましたが、ソフトウェア企業とクラウド企業の株価は大きく下落しました。

数値的に見ると、CNBCのデータによると、ナスダック総合指数は2.51%下落しました。これは、上場企業という巨大かつ重要なカテゴリーにとって非常に悪い日です。また、よりターゲットを絞った最新ソフトウェア関連銘柄を追跡する上で私たちが好んで用いるベッセマー・クラウド指数は、通常取引中に5.45%下落しました。

たった1日でこれほどの価値が失われたとは驚きです。しかし、スタートアップにとって重要な指数であるこの株価は、最近すでに急落を経験していたため、今回の下落は追い打ちをかけるようなものでした。チャートをご覧ください。

画像クレジット: YCharts

このグラフ化されたデータのコレクションから、次の 2 つの点を収集する必要があります。

  1. ソフトウェア株は2020年後半からの上昇分をすべて失い、直近の高値から30%以上下落しました。これはかなり悪い状況です。
  2. ソフトウェア株は依然として高値を維持しており、約2年前の2020年初頭と比べて大幅に値上がりしています。これはかなり良い状況です。

したがって、現代の公開ソフトウェア企業にとって、状況は素晴らしいとは言えないが、ひどいわけでもない。

TechCrunchが引き続き追跡している問題は、上記の下落がスタートアップのバリュエーションにどれほど早く(あるいはそもそも影響が及ぶのか)影響し始めるかということです。IPOや直接上場によって企業を一方から他方へ移行させようとする非上場市場と上場市場の垣根に、若干の亀裂が生じつつあります。しかし、スタートアップの資金調達の勢いだけで見れば、上場市場の売上高倍率が大幅に下落していることは想像に難くないでしょう。多くのスタートアップにとって、今は依然として活況を呈している時期です。

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アレックス・ウィルヘルムは、TechCrunchのシニアレポーターとして、市場、ベンチャーキャピタル、スタートアップなどを取材していました。また、TechCrunchのウェビー賞受賞ポッドキャスト「Equity」の創設ホストでもあります。

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