Google が企業の AI 導入を支援する新たな学習およびコンサルティング サービスを開始

Google が企業の AI 導入を支援する新たな学習およびコンサルティング サービスを開始
ノートパソコンの画面上のチャットボットのイラスト
画像クレジット:キャロル・イェペス / ゲッティイメージズ

Google Cloud は本日、クラウド導入を支援する専門家と顧客をつなぐサービスである Google Cloud Consulting の拡張を発表しました。

この拡大の一環として、Googleは大企業の経営幹部層を対象に、ハイタッチトレーニングを提供し、「責任ある開発と展開を維持しながら、生成AIの変革的なメリットを最大限に享受」できるよう支援します。さらに、顧客とパートナー向けに、新たなオンデマンド学習パスと認定プログラムも開始します。

Google はまた、顧客が AI を使用してデータの分析、ビジネス プロセスの自動化、大規模な言語モデルの運用化を行って社内コンテンツを照会するなどを支援する、新しい生成 AI コンサルティング サービスも開始します。

「これらの新しいサービスにより、お客様は自社データを用いて本番環境対応のAIソリューションを実際に体験することができ、組織の実用的なユースケースにも対応できます」と、Google Cloudのインダストリー担当バイスプレジデントであるキャリー・サープ氏と、グローバルGoogle Cloudコンサルティング担当バイスプレジデントであるリー・ムーア氏は本日の発表で述べています。「これらのサービスは、組織が自社のビジネスに関連する生成型AIソリューションを迅速に導入できるよう設計されています。」

実用的なユースケースについて言えば、同社は業界固有のユースケース向けの新しいリファレンスアーキテクチャとワークフローのセットもリリースしています。

Googleは、AIの登場が企業にとって新たな転換点となることを認識しています。多くの企業は、既存インフラの近代化のプロセスがまだ途中にある(あるいはまだ開始さえしていない)からです。ほんの数年前までは、こうした企業は「デジタルトランスフォーメーション」プロセスを推進しなければ、機敏な競合他社に取り残されるリスクがあると警告されていました。機械学習、特に生成型AIは、多くの企業の経営幹部に新たな不安を巻き起こしています。

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フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。

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