
テスラは土曜日、第1四半期に30万5000台以上の電気自動車を納入したと発表した。サプライチェーンの制約や新型コロナウイルス関連の工場閉鎖で生産が低迷したにもかかわらず、アナリストの予想と一致した記録破りの数字だ。
「サプライチェーンの混乱と中国のゼロコロナ政策により、今四半期は非常に厳しいものとなりました」と、イーロン・マスクCEOは土曜日にツイートした。「テスラチームと主要サプライヤーの素晴らしい仕事ぶりが、この状況を救ってくれました。」
テスラは、第1四半期の生産台数が305,407台、納車台数が310,048台だったと報告しました。生産・納車台数の大部分はモデルYとモデル3でした。テスラはモデルYとモデル3を合計295,324台納車しました。モデルSとモデルXは合計14,724台納車しました。
納車台数は、調査対象グループによってアナリスト予想とほぼ一致、もしくは上回った。Refinitivが調査したアナリストは308,836台の納車を見込んでいたのに対し、FactSetが調査したアナリストは317,000台を見込んでいた。しかし、工場の操業停止とサプライチェーンの問題により、生産台数は前四半期の305,840台からわずかに減少した。
テスラの第1四半期の納車・生産報告は、中国で新型コロナウイルス感染者数の急増を受け、政府がロックダウン(都市封鎖)を発令するなど、圧力が高まる中で発表された。テスラは3月に上海工場の生産を2度休止した。テスラの上海ギガファクトリーでは、主に中国国内および欧州市場向けに、1日約2,000台の車両を生産している。
テスラは、新工場の稼働開始に伴い、前年同期比で生産規模を拡大しています。2021年第1四半期には、18万台強を生産し、約18万5000台を納入しました。ベルリンの新工場が稼働を開始したことで、生産は引き続き増加する見込みです。
テスラは土曜日、4月20日の市場終了後に第1四半期決算を発表すると発表した。その後、東部標準時午後5時30分からテスラ経営陣とのライブQ&Aセッションが開催される。
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キルステン・コロセック氏は、EVや自動運転車から都市型航空モビリティ、車載技術に至るまで、10年以上にわたり交通の未来を取材してきた記者兼編集者です。現在はTechCrunchの交通担当編集者であり、TechCrunchのEquityポッドキャストの共同ホストを務めています。また、ポッドキャスト「The Autonocast」の共同設立者兼共同ホストでもあります。以前はFortune、The Verge、Bloomberg、MIT Technology Review、CBS Interactiveに寄稿していました。
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