音楽ライセンスマーケットプレイスのSongtradrが5000万ドルを調達

音楽ライセンスマーケットプレイスのSongtradrが5000万ドルを調達
画像クレジット: Songtradr

音楽ライセンスマーケットプレイスのSongtradrは今朝、5,000万ドルのシリーズD資金調達を発表した。Regal、Aware Super、Perennial、Argo、Greencapeが参加したこの超過応募ラウンドは、昨年8月の3,000万ドルの調達に続くもので、ロサンゼルスを拠点とする同社の総資金調達額は1億ドルを超える。

このプラットフォームは、ディズニー、Netflix、Apple、コカ・コーラ、Amazon、Googleといった有名企業に、広告、映画、テレビ、ゲームなどの分野で楽曲のライセンスを供与しています。約60万人のミュージシャン、ソングライター、権利保有者の楽曲を保有しています。

同社はこれまで、資金の使い道に関して何の問題も抱えていません。今月初めには、クリエイティブエージェンシーMassiveMusicの買収を発表しました。過去1年間には、Cuesongs、Song Zu、Pretzel、Tunefindなどの企業を買収しました。

同社は、今回の新たな資金をさらなるM&A、新製品の開発、そしてグローバルな人員増強に充てると述べている。本社はロサンゼルスにあるが、ヨーロッパとアジア太平洋地域にもオフィスを構えている。

画像クレジット: Songtradr

「Songtradrは、テクノロジーを活用したB2B音楽エコシステムの開発と新規買収の統合を継続することで、急速に成長を続けています」と、CEOのポール・ウィルトシャー氏はプレスリリースで述べています。「今回の資金調達ラウンドでこのような一流投資家層を獲得できたことは、急速に進化するデジタル世界における音楽業界の未来像をさらに裏付けるものであり、将来に向けた強固な基盤を築くものです。」

ウィルトシャー氏は、同社は2020年に前年比100%の収益増加を記録したと付け加えた。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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