暗号資産企業ジェネシスは「すぐに破産を申請する予定はない」と述べている

暗号資産企業ジェネシスは「すぐに破産を申請する予定はない」と述べている
導火線に火のついた爆弾の形をした財布の留め金。破産の概念図。
画像クレジット:ボリス・ジトコフ / ゲッティイメージズ

ブルームバーグの報道によると、デジタル資産金融サービス企業ジェネシスは、融資部門のために新たな資本を調達しようとしており、苦境に立たされているか、調達できなければ破産に直面する可能性があるという。

「近い将来に破産を申請する予定はありません」と、ジェネシスの広報担当者は月曜日にTechCrunch宛てのメールで述べた。「私たちの目標は、破産申請を必要とせずに、現状を合意に基づいて解決することです。ジェネシスは引き続き債権者と建設的な協議を行っています。」

ザ・ブロックによると、ジェネシスは資金調達がなければ破産に直面する可能性があるため、資本増強目標を10億ドルから5億ドルへと50%削減したと情報筋が明らかにした。

ジェネシスはFTXの破綻後、流動性危機に直面していた。同社は先週水曜日の一連のツイートで、「前例のない市場の混乱を引き起こし、当社の現在の流動性を超える異常な出金要請につながった」と述べ、レンディング事業における償還と新規融資の組成を一時停止することを決定した。この停止はその後解除されていない。

同社はこれに先立ち、11月10日にFTX取引口座に1億7500万ドルの「ロックされた資金」があるとツイートしたが、ロックされた金額は「当社のマーケットメイク活動に影響を与えない」とユーザーを安心させようとした。

このニュースは、10日前に破産申請を行ったFTXの崩壊により、暗号資産業界が極度のストレスとボラティリティに直面している時期に発表されました。FTXは、かつて取引量で最大級の暗号資産取引所の一つでしたが、その後倒産しました。同社は当時、FTX USやAlameda Researchを含む130の関連会社も破産手続きを開始したと発表しました。

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ジャクリーン・メリネック氏は、暗号通貨を担当するTechCrunchの記者でした。

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