今回のギルモア・ギャングでは、ブレント・リアリーがライブストリーミングスタジオ用の新しいワイヤレスアダプターを披露します。コンソールのクローズアップとギャングの他のメンバーからのフィードを切り替えながら、ワイドスクリーンのシネマティックな映像で捉える、魅力的な映像が完成しました。この映像の根底にあるメッセージは、ストリーミングがいわゆる市民レベルで普及したことで、ライブのリアルタイムビデオ制作が事実上誰にでも可能になったということです。
ブレントやCRMPlayazのパートナーであるポール・グリーンバーグのような先駆者たちは、この分野の最先端を走り続けてきました。そして今、クリエイターブームで起こっていることと似たような現象が起こっています。ニュースレターは主要ソーシャルプラットフォームに不可欠な機能になりつつあり、ClubhouseやTwitter Spacesのようなライブオーディオストリーミングも同様です。Salesforceは今週、ストリーミングネットワーク「Salesforce+」を発表し、Slack買収の完了を祝して、ライブオーディオ(Huddles)やSlack Connectを介した企業間コラボレーションといった、エンタープライズ向けの新機能をいくつか発表しました。
学校やオフィスへの復帰に向けた、どこからでも仕事ができる働き方の第一波と相まって、ストリーミングサービスは、パンデミック対策におけるハイブリッドなアプローチの重要な特徴となるかもしれません。ワクチン接種とマスク着用をめぐる政治的闘争は長期戦になりそうです。テクノロジーコミュニティがどのように対応するかは、より明るい進展の兆しとなるはずです。プロのレベルでは、ディズニーとスカーレット・ヨハンソンが、1ヶ月前に締結された契約を破棄する中で、訴訟をちらつかせています。ニューヨーク・タイムズがスターを起用した出版物のほとんどを有料化したことで、ニュースレターの契約は減少する人気作家の獲得に追い込まれています。物事が変われば変わるほど、より馴染み深いものに見えてきます。
ギャングのニュースレターにも、実験ビデオの先駆者ナム・ジュン・パイクに関するオム・マリクの記事へのリンクが貼られています。カリフォルニア芸術大学で彼のTAをしていた私は、ファイアサイン・シアターの脚本セッションを撮影するために、彼の同僚エイブからソニーの白黒ポータパック3台を「借りて」いました。文明ってやつですね。
ギルモア・ギャング・ニュースレターより
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テッククランチイベント
サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日
ギルモア・ギャング — フランク・ラディチェ、マイケル・マークマン、キース・ティア、デニス・ポンブリアン、ブレント・リアリー、そしてスティーヴ・ギルモア。2021年7月23日(金)ライブ録音。
製作・監督:ティナ・チェイス・ギルモア @tinagillmor
@fradice、@mickeleh、@denispombriant、@kteare、@brentleary、@stevegillmor、@gillmorgang
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スティーブ・ギルモアは、エンタープライズテクノロジー分野のテクノロジーコメンテーター、編集者、プロデューサーです。salesforce.comのテクニカルメディア戦略責任者であり、TechCrunchの寄稿編集者でもあります。
ギルモア氏は、コロンビア・レコード傘下のファイアサイン・シアターでレコードプロデューサー兼映画製作者としてキャリアをスタートさせた後、ポール・バターフィールド氏、デヴィッド・サンボーン氏、ザ・バンドのメンバーといった著名なミュージシャンと仕事をしてきました。パーソナルコンピュータがビデオや音楽制作ツールとして普及するにつれ、ギルモア氏は様々な出版物への寄稿を始め、中でもByte MagazineではVisual Basic、Lotus Notes、Microsoft Office、Windows NTなどの開発および共同プラットフォームシステムの主任レビュアーを務めました。その後、InformationWeek Labsの寄稿編集者を務め、その後Fawcette Technical Publicationsに入社し、シニアエディター、後にEnterprise Development Magazineの編集長を務め、その後XMLおよびJava Pro Magazineの編集長兼編集ディレクターを務めました。
ギルモア氏はInfoWorld Magazineにテストセンターディレクター兼バックページコラムニストとして入社しました。また、eWEEK.comのメッセージング&コラボレーションセンターの編集者、そしてeWeekの印刷版の論説コラムニストも務めました。ブログの台頭に伴い、Ziff Davis Media、CMPのCRN、CNetのZDNetに最初のブログ記事を執筆し、現在もZDNetの寄稿編集者として活躍しています。ポッドキャストのパイオニアとして、ジョン・ウデル氏、ダン・ファーバー氏、マイク・アリントン氏、ジェイソン・カラカニス氏、マイケル・ヴィザード氏、ドック・サールズ氏といった業界の著名人をレギュラーに迎え、影響力のあるポッドキャスト「Gillmor Gang」を企画・運営しました。ギルモア氏は業界標準の開発にも尽力しており、特にattention.xml仕様の共同作成者、そしてユーザーデータの権利を保護する非営利団体Attention Trustの共同設立者としての功績が顕著です。
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