iPhoneのロック画面からGoogle Geminiに話しかけられるようになりました

iPhoneのロック画面からGoogle Geminiに話しかけられるようになりました
スマートフォンの画面に Google Gemini AI のロゴが表示されているのが見えます。
画像クレジット: Thomas Fuller/SOPA Images/LightRocket / Getty Images

Google Geminiユーザーは、月曜日にリリースされたアップデートにより、iPhoneのロック画面から直接AIチャットボットにアクセスできるようになりました。このアップデートは9to5Googleによって最初に発見されました。ユーザーは、Geminiウィジェットをロック画面に追加することで、iPhoneのロックを解除する前に、GoogleのAIチャットボット向けの比較的リアルタイムな音声機能であるGemini Liveを呼び出すことができます。

iPhoneのロック画面からGemini Liveと通話できます。画像クレジット: Maxwell Zeff / TechCrunch

AppleのAI搭載Siriの発売が2027年まで延期されるとの報道を受け、AI分野の競合他社がiPhoneユーザーに独自のAIアシスタントを提供するべく参入し始めています。これらの機能は、iPhoneユーザーにLLMと音声アシスタントの可能性を垣間見せるものとなるでしょう。しかし、AppleのLLM搭載Siriは、最終的に出荷される際には、iPhoneの他の機能とより密接に統合されている可能性があります。

ChatGPT の iOS アプリでは、ユーザーはロック画面から OpenAI のほぼリアルタイムの音声機能である高度な音声モードを呼び出すこともできます。

更新された Gemini アプリには、Gemini Live 以外にも、iPhone カメラを使用して写真を撮影して Gemini にアップロードするためのウィジェット、リマインダーやカレンダー イベントを設定するためのウィジェット、ユーザーが Gemini とのテキスト チャットに直接ジャンプできるウィジェットなど、ロック画面のウィジェットがいくつか含まれています。

Googleは月曜日に、3月下旬にAndroid版GeminiユーザーがAIチャットボットに動画や画面上のコンテンツに関する質問をし、リアルタイムで回答を得られるようになると発表しました。これらの機能は、Google DeepMindのマルチモーダルAIプロジェクト「Project Astra」の一環として初めて公開され、現在Geminiアプリに徐々に搭載されています。まずは、月額20ドルのGoogle Gemini Advancedプランの加入者向けに提供されます。

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マックスウェル・ゼフは、TechCrunchのAI専門シニアレポーターです。以前はGizmodo、Bloomberg、MSNBCでAIの台頭やシリコンバレーの銀行危機などを取材してきました。サンフランシスコを拠点としています。取材以外の時間は、ハイキング、サイクリング、ベイエリアのグルメ巡りを楽しんでいます。

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