Googleは企業ユーザーへのアピールを目指し、Chromebookドックのラインナップを発表した。

Googleは企業ユーザーへのアピールを目指し、Chromebookドックのラインナップを発表した。
画像クレジット: Hyper

Chromebookは過去1年間、四半期ごとに好調な業績を上げてきました。人々がリモートワークやリモート学習に移行するにつれ、PCやタブレットの売上は全体的に好調でしたが、成長という点ではGoogleのOSが牽引役となっています。これは主に、教育分野での同社の成功によるものです。

この分野で確固たる地位を築いているGoogleは、従来Microsoft(そして、それほどではないがApple)が独占してきたエンタープライズ分野への進出を積極的に進めています。本日、Googleは昨年開始したWorks With Chromebook認定プログラムの一環として、新しいドックシリーズの発売を発表しました。

ローンチパートナーには、Targus、Belkin、Acer、Hyperなどが名を連ねています。その狙いは明確です。従来は機能制限があったハードウェアを、仕事の現場でより活用できるようにすることです。ドックには2種類あり、1つはリモートワーク向け、もう1つはオフィス/エンタープライズ向けです。Googleによると、

従業員は、HDMI、DP、または USB-C 経由で最大 3 台の外部ディスプレイを拡張できる大型ドックと、よりコンパクトで持ち運びに便利なドッキング ソリューションを必要とする人向けに 1 台の外部 HDMI ディスプレイまで拡張できる小型ドックの 2 種類のドックを利用できます。

詳細はサードパーティから発表される予定で、デバイスは「今後数ヶ月以内」に発売される予定です。例えば、Hyperシステム(記事冒頭の写真)は8月に240ドルで発売され、一部のChromebookと同程度の価格となります。

メリットとしては、これらが PC や Mac ともある程度互換性を持つようになることが挙げられ、これは企業の購入者にとってメリットとなります。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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