
MacRumorsは、Appleが噂する仮想現実(VR)または拡張現実(AR)ヘッドセットに搭載されるOSは、realityOSと呼ばれる可能性があると報じました。この用語は、最近のGitHubのオープンソースコードとApp Storeのアップロードログで複数の情報源によって確認されました。「AppleのrealityOSがApp Storeのアップロードログに載っているのは一体どういうことだ」とiOS開発者のRens Verhoeven氏はツイートしました。「これは少なくとも、realityOSが1)独自のOSとバイナリを持ち、2)realityOSシミュレータを持っていることを裏付けています」と、もう一人の著名な開発者Steve Troughton-Smith氏は指摘しました。
https://twitter.com/stroughtonsmith/status/1491266972226490368?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1491266972226490368%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.engadget.com%2Fapple-source-code-references-reality-os-for-potential-vrar-applications-131058267.html
このようなOSの存在は、 2017年にブルームバーグのマーク・ガーマン氏によってrOSとして初めて報じられ、Apple社内では「Oak」と呼ばれていると報じられています。AppleのiOS、macOS、iPadOS、tvOS、watchOSといったオペレーティングシステムの名称を考えると、「OS」という命名法は理にかなっていると言えるでしょう。
AppleによるAR/VRヘッドセットの開発は長年噂されてきました。Appleは2017年にVR企業VRvanaを買収しており、この技術への取り組みを示唆しています。The Informationは2019年、AR/VR複合型ヘッドセットが2022年に、ARグラスが2023年までに登場すると報じました。
しかし、ブルームバーグの最新の噂によると、過熱などの開発上の問題により、このヘッドセットの発売は2023年まで延期される可能性があるとのことです。アナリストのミンチー・クオ氏によると、このヘッドセットはM1 Macと同等の演算能力を備え、テザリングなしでスタンドアロンで使用できる可能性があるとのことです。
もしこれらの情報が真実であれば、開発者がOSへのアクセスを取得済み、あるいは取得予定であることを示唆している可能性があります。しかし、Troughton-Smith氏が警告したように、「偽アカウントからのプルリクエストの残骸である可能性もある」ため、このリークには適度な懐疑心を持って受け止めるべきです。
編集者注: この記事はもともと Engadget に掲載されました。
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スティーブ・デントはEngadgetの副編集長です。
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