私たちはここ数年、Waverly Labsを主にウェアラブル言語翻訳機に焦点を当てて取材してきました。ブルックリンを拠点とするこのハードウェアスタートアップは本日、CESで、同社の技術の新たなフォームファクターを発表しました。これは現実世界でのインタラクションを重視し、インイヤーデバイスを共有する必要性をなくすように設計されています(細菌の心配が絶えない今、これはプラスに働くように思えます)。
Subtitlesは、レストラン、小売店、銀行、空港、ホテルなどのカウンターや机の上に置かれる両面タッチスクリーンディスプレイです。ユーザーが言語を選択し、話すと、反対側のディスプレイに「ほぼリアルタイム」で翻訳が表示されます。
言語翻訳に加えて、聴覚障害者にとっても便利なツールとなる可能性があります。まるで対面で字幕を見ているような感覚です。その名前が示すように、同社はこの体験を翻訳された映画を見ることに例えています。
このシステムはWaverlyの技術を基盤としており、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語、ギリシャ語、ロシア語、ヒンディー語、トルコ語、ポーランド語、中国語(北京語)、日本語、韓国語、広東語、ヘブライ語、タイ語、ベトナム語、オランダ語を含む20言語と42方言を翻訳できます。現在CESで公開されており、第2四半期中に発売される予定です。価格は未発表です。
ウェイバリー社はまた、この番組で、耳に装着する通訳機「Amasaddor Interpreter」の新バージョンも紹介しました。ウェイバリー氏は次のように述べています。
高度な遠距離マイクアレイと音声認識ニューラルネットワークを組み合わせることで、驚くほど明瞭な音声を捉えます。その後、クラウドベースの機械翻訳エンジンで音声をシームレスに処理し、高速で滑らか、かつ高精度な翻訳を実現します。
それは現在 179 ドルで入手可能です。
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラーコメンテーターとしても活躍しています。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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