
開発者がテキストメッセージや電話通話を利用したアプリを構築するのを支援するツールで最もよく知られている企業である Twilio が、ライブストリーミングという新しい分野に進出しています。
今朝、同社は開発者がライブビデオ/オーディオ機能をアプリにもっと簡単に統合できるようにするプラットフォーム、Twilio Live を発表しました。
詳細はまだあまり明らかになっていないが、これまでにわかっていることは次のとおりです。
- Twilio Live は本日リリースされますが、招待制のベータ モードであるため、誰でもすぐにアクセスできるわけではありません。
- iOS、Android、そしてすべての「主要ブラウザ」をサポートします。
- Twilio は、コンテンツ ストリーミング ツールに加えて、テキスト チャット、視聴者投票、画面共有、視聴者をスピーカーとして呼び出すなどのインタラクティブ機能も構築しています。
Clubhouseの人気が急上昇した後、多くのクローンアプリが市場に登場し、LinkedIn、Twitter、Discordといった大手企業でさえも、Clubhouseの優れた機能を模倣しようと躍起になりました。Twilioがその機能セットをプラグアンドプレイのSDKとして提供していることから、今後さらに多くのクローンアプリが登場すると予想されます。
ライブストリーミングにおいて、車輪の再発明を繰り返す中で最大の課題の一つはスケーリングです。視聴者100人に対しては問題なく機能していたサービスも、バイラルな瞬間に1万人もの視聴者が殺到すると、機能しなくなる可能性があります。Twilioは過去10年間、インフラのスケーリングとレイテンシーの課題解決に取り組んできました。おそらく、この分野では既にかなり順調なスタートを切っていると言えるでしょう。
Twilio Live の価格設定がどのようになるかについては、現時点では詳細は明らかにされていないようです。
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グレッグ・クンパラクはTechCrunchの編集者でした。グレッグは2008年5月に姉妹サイトMobileCrunchの編集者としてTechCrunchに入社しました。グレッグは主に消費者向け企業、特にガジェット、ロボット工学、拡張現実(AR)関連の企業を取材していました。開示事項:グレッグはETF/ミューチュアルファンドの株式を保有し、少量の暗号通貨(ETH、ADA)を保有しています。
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