
韓国の裁判所は、テラフォームラボの創設者であるド・クォン氏に対して逮捕状を発行し、今年初めに2つのトークンが数日間で400億ドルの価値を失った暗号通貨エコシステムへの捜査を強化した。
復活したエコシステムの新トークンであるLUNAは、地元メディアの聯合ニュースが先に報じたこのニュースを受けて、一時48.4%下落し、1枚2.23ドルとなったが、その後やや持ち直した。同ニュースによると、韓国の裁判所は6人に対して逮捕状を発行しており、検察はこれらの人物が国の資本市場規則に違反したと考えているという。
テラフォーム・ラボのいわゆるステーブルコインUSTと仮想通貨LUNAは、投資家がそのファンダメンタルズの有効性に信頼を失ったことを受け、5月に劇的に暴落した。バイナンスやコインベースといった大手仮想通貨取引所は、このトークンの上場を廃止し、複数の取引ペアを廃止した。(その後、多くの取引所が旧トークンへの限定的なサポートを再開した。)
クォン氏は先月、Coinageのインタビューで、韓国の検察当局は彼と連絡を取っておらず、法執行機関が彼の従業員の出国を禁止しているにもかかわらず、何の罪にも問われていないと述べた。
「捜査官と連絡を取ったことがないので、その判断を下すのは少し難しいです。彼らは私たちを何の罪にも問いません」とクォン氏はビデオインタビューで語った。
韓国検察は7月、テラフォーム・ラボの共同創業者ダニエル・シン氏の自宅を家宅捜索した。これは、テラフォーム社の破綻に絡む違法行為疑惑の捜査の一環である。当局はまた、クォン氏が帰国する際には当局に通知する必要があると述べている。
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マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。
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