
イェルプは火曜日、サービスプロバイダーやレストランが電話に対応し、基本的な質問に答え、レストランの順番待ちリストに顧客を追加するなどのタスクを実行できるように、AIを搭載した「音声エージェント」の導入に取り組んでいると発表した。
Yelpによると、同社のエージェントは複雑な設定やAPI統合を必要とせず、既存のメタデータに加え、発音ガイド、カスタマイズされた音声挨拶、転送ルールといった企業データも活用できるという。例えばレストランの場合、Yelpのエージェントはレストランの管理ソフトウェアに接続し、通話後に予約の詳細を顧客に送信できる。
Yelpのエージェントは、自動スパムフィルタリングや通話分析といった機能も備えています。より複雑なリクエストについては、エージェントが会話を担当者に引き継ぎ、通話終了後には、通話内容の要約、書き起こし、録音が提供されます。
「プロは困難な状況で仕事をしているため、電話に出られないことがよくあります」と、Yelpの最高製品責任者であるクレイグ・サルダナ氏はTechCrunchのインタビューで語った。「私たちは、(通常は)見逃されてしまう可能性のあるリードをコンバージョンにつなげる製品を開発したいと考えました。」
Yelpは、OpenAIのRealtime APIを活用してエンドツーエンドの通話処理を行っています。これにより、Yelpのエージェントは、同社のナレッジグラフを活用し、フォローアップの質問をしたり、それに応答したりすることが可能になります。
Yelpは、遅延、音声認識の精度、全体的な顧客体験の点で最高の結果を得るために、製品の新しいモデルを常に評価していると述べた。
サルダニャ氏は、音声技術はいずれコモディティ化し、差別化のポイントは基盤となるデータとAIが顧客の問い合わせを処理する方法になると考えている。さらに、これらの分野においてYelpは競合他社に対して優位性を持っていると考えていると付け加えた。
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IvanはTechCrunchで世界の消費者向けテクノロジーの動向をカバーしています。インドを拠点とし、以前はHuffington PostやThe Next Webなどの出版物で勤務していました。
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