
電子商取引グループのアマゾンは、今後7年間でインドへの投資を2倍以上に増やす計画だと発表した。今週、ナレンドラ・モディ首相と会談した後、南アジア市場への取り組みを強化している他の著名な米国大手企業の仲間入りを果たした。
アマゾンのCEO、アンディ・ジャシー氏は金曜日、このeコマースグループはこれまでにインドに約110億ドルを投資しており、2030年までにさらに150億ドルを投入する計画だと述べた。新たな資金の大部分は、インドにおけるAWSの事業拡大に充てられる見込みだ。同社は先月、2030年までにインドにおけるクラウド事業に127億ドルを投資する計画を発表した。
ナレンドラ・モディ首相との有意義な会談。Amazonが2030年までにインドに260億ドルを投資するというコミットメントについて話し合いました。共にスタートアップ企業を支援し、雇用を創出し、輸出を促進し、個人や中小企業が世界で競争できるよう支援していきます。pic.twitter.com/yEgy0TVqpK
— アンディ・ジャシー (@ajassy) 2023 年 6 月 23 日
インドはアマゾンにとって重要な海外市場だが、同社はここ数四半期でインド国内の多くの事業を閉鎖している。アマゾンの世界的なライバルであるウォルマートも、今年インドで25億ドル以上を費やしている。
グーグルのサンダー・ピチャイCEOは金曜日、同社がグジャラート州のGIFTシティ(グジャラート国際金融テックシティ)にグローバルフィンテックオペレーションセンターを開設すると発表した。
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モディ首相の訪米は、今週、他にも多くの注目を集める約束をもたらした。米国のメモリチップメーカー、マイクロンは、インド初のDRAMおよびNANDの組立・試験施設に最大8億2,500万ドルを投資すると発表し、一方、アプライド・マテリアルズは、インドに新設するエンジニアリングセンターに4年間で4億ドルを投資することを約束した。
トピック
マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。
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