Facebook、製品成長担当副社長アレックス・シュルツを新CMOに任命

Facebook、製品成長担当副社長アレックス・シュルツを新CMOに任命
画像クレジット: Getty Images

Facebookは、空席となったCMOのポジションを埋めるため、製品の成長に注力してきた長年のFacebook幹部をCレベルに昇進させた。

2007年から同社に在籍する、元製品成長・分析担当バイスプレジデントのアレックス・シュルツ氏は、火曜日のFacebook投稿でこの異動を発表した。シュルツ氏は、2018年にHPから入社し、先月退社を発表したアントニオ・ルシオ氏が残したポストに就くことになる。ルシオ氏は退社理由について、「ダイバーシティ、インクルージョン、そして公平性に100%の時間を費やす」ためだと述べている。

シュルツ氏はFacebookへの投稿で、「セグメンテーション、ターゲティング、そして測定における経験」を活かし、Facebookの既に巨大なリーチをさらに拡大していく考えだと述べた。FacebookのLGBTQリソースグループのエグゼクティブスポンサーを務めるシュルツ氏は、この投稿に個人的なメッセージを添え、Facebookは「同性愛者であること、そしてそれをオープンに語ることが真に安全な職場」だと記した。

シュルツ氏は、米国大統領選挙の終盤という、同社にとって極めて重要な時期にこの役職に就任し、Facebookが世間の目から見て不安定な立場にあることを認めた。プラットフォームにおけるFacebookの施行における失敗に触れ、シュルツ氏は過去4年間、同社の安全性向上に「ほとんどのエネルギー」を費やしてきたと述べた。その仕事には、Facebookのコミュニティ基準施行レポート(ヘイトスピーチ、ハラスメント、その他のルール違反行為をプラットフォームから排除するための同社の取り組みを四半期ごとにまとめた新しい報告書)などのプロジェクトが含まれる。

「Facebookの製品がもたらす良い効果を深く信じています」とシュルツ氏はFacebookへの投稿で述べた。「このパンデミックを通して、何十億もの人々が物理的に距離を保ちながら、オンラインで家族や友人と社会的につながり、ウイルスの拡散を遅らせてきたことを、私たちは皆目の当たりにしてきました。同時に、あらゆる新しいテクノロジーを精査することは適切であり、良い点をすべて失うことなく改善できる、そして改善すべき方法があると考えています。」

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