複数のサービスからデジタル映画コレクションを一元管理できるアプリ「Movies Anywhere」が、増え続ける映画ライブラリをより効果的に管理できる新機能をリリースしました。同社は本日、「マイリスト」と呼ばれるAI搭載機能を発表しました。これは、ジャンル、俳優、シリーズ、テーマなど、様々な要素に基づいて映画を自動的にグループ化する機能です。
大規模なライブラリを持つデジタル映画コレクターにとって、この機能は、利用可能なオプションを閲覧する際の感覚を、Netflixのような現代のストリーミングサービスで表示されるおすすめコンテンツをスクロールする感覚に近づけるかもしれません。つまり、これまでのように購入済み映画がすべて購入順やアルファベット順に表示されるページを延々とスクロールするのではなく、コンテンツが整理された行を素早くスキャンすることで、ライブラリに実際に何が含まれているかを簡単に見つけられるようになります。
例えば、特定のシリーズの映画をすべて購入した場合、それらの映画はそれぞれ別の行にまとめて表示されます。これは、以前のコレクション内でこれらの映画を探す方法(シリーズ購入の合間に購入した他のタイトルの間に挟まれていた)から改善された点です。
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また、「アクションスリラー」などの特定のカテゴリーや、「強い女性の友情」などの中心テーマを持つ映画をたくさん所有していることに気づくかもしれません。これは、映画の夜の選択肢を絞り込むのに役立ちます。
アルゴリズムによって作成されたこれらのリストは編集も可能で、タイトルを追加または削除したり、リスト全体を削除したりすることもできます。
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さらに、自分専用のリストも作成できるようになりました。お気に入りのリスト、家族と一緒に観たい映画のリストなど、コレクションを整理したい目的に合わせてリストを作成できます。購入済みだけどまだ観る時間が取れていない映画の「観たい」リストを作成するのにも使えます。
Movie Anywhereアプリは長年存在していましたが、2017年に新しいプラットフォームに移行し、現在はディズニー、ユニバーサル、ワーナーブラザーズ、ソニー・ピクチャーズ、20世紀フォックスの5社が共同で運営しています。デジタル映画コレクターにとって最大のセールスポイントは、iTunes、Vudu、Prime Video、YouTube、Xfinityなどのサービスから購入したすべての映画に1か所でアクセスできることです。以前は、特定のタイトルを購入したことがあるかどうかを確認するために、アプリを切り替えなければなりませんでした。
マイリストは、同社がアプリを常に最新の状態に保つために、長年にわたって追加してきた数多くの機能の一つです。例えば昨年は「Screen Pass」というデジタル映画貸出機能を導入し、さらにそれ以前には最大9人の友人と一緒に映画を視聴できる「Watch Together」という共同視聴機能も開始しました。
新しいマイ リストは、Movies Anywhere のモバイル アプリ、デスクトップ、およびストリーミング デバイスのナビゲーション バーから本日よりご利用いただけます。
サラは2011年8月からTechCrunchの記者として働いています。彼女はReadWriteWebで3年以上勤務した後、TechCrunchに入社しました。記者になる前は、銀行、小売、ソフトウェアなど、様々な業界のIT業界で働いていました。
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