Google Cloud の新しいクロスクラウド ネットワークにより、クラウド間でのアプリケーションの接続が容易になります。

Google Cloud の新しいクロスクラウド ネットワークにより、クラウド間でのアプリケーションの接続が容易になります。
ワシントン州シアトルにある Google Cloud ビル。
画像クレジット: 400tmax / Getty Images

現在、多くの大企業は複数のクラウドプロバイダーを活用しています。Google Cloudは本日開催されたCloud Nextカンファレンスにおいて、これらの企業の業務を簡素化する新機能「Cross-Cloud Network」を発表しました。Cross-Cloud Networkは、Googleの言葉を借りれば「お客様があらゆるクラウドからGoogleサービスに簡単にアクセスできるように設計された」グローバルネットワーキングプラットフォームです。

とりわけ、Google は、Cross-Cloud Network を使用すると、トラフィックを Google のネットワーク経由でルーティングせずにアプリケーションを接続する場合と比較して、ネットワーク遅延が 35% 削減され、総所有コストが 40% 削減されると約束しています。

「これは、マルチクラウド環境での運用要件を軽減し、ネットワークの運用だけでなく、ビジネスの運営とアプリケーションのサポートに集中できるようにすることに重点を置いています」と、Google Cloud のコンピューティングおよび ML インフラストラクチャ担当副社長兼ゼネラルマネージャーであるマーク・ローメイヤー氏は述べています。

セキュリティ面では、Cross-Cloud Network は Google の ML を活用したゼロ トラスト セキュリティ スイートによってサポートされています。

Google Cloud Next 2023 の詳細については、TechCrunch をご覧ください。

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フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。

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