
まあ、それは時間の問題でした。
広告大手Facebookは水曜日、Oculusプラットフォーム上のVRタイトル内での広告掲載テストを近日中に開始すると発表しました。最初のテストは限定的なもので、Resolution Gamesのシューティングゲーム「Blaston」内での広告掲載が予定されています。興味深いことに、Facebookはファーストパーティタイトルではこのテストを実施していませんが、Oculus Studioタイトルとの連携は避けられないでしょう。
「現時点では、これはいくつかのアプリでのテストです。このテストがどのように進み、開発者やコミュニティからのフィードバックが反映されたら、Oculusプラットフォーム全体とOculusモバイルアプリで広告がより広く利用できるようになる時期について詳細を提供します」と同社のブログ投稿には書かれている。
ユーザーは、現在の形式で広告が配信されている理由に関する情報をミュートしたり、非表示にしたり、表示したりできるようになります。
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Facebookは、おそらく、そうした噂が広まる前に、スマートフォンのマイクを使って会話を監視したり広告のターゲティングをしたりしていないと宣言するブログ記事を何年も前に公開すべきだったことに気づき始めている(主な理由は、いずれにしてもアドテクのデータパートナー経由でより質の高い個人情報にアクセスできるからだが、それはさておき)。Facebookは、ヘッドセットでの音声会話を広告のターゲティングに使用していないと明言している。Facebook
が長年、現在の収益をほとんど考慮せずに資金を提供してきたプラットフォームにとって、これは驚くべき展開ではない。とはいえ、プライバシーに関する疑問が数多く生じることを認識しており、そのいくつかに正面から取り組んだのだろう。最大の認め点は、Facebookが、デバイスのカメラからの画像を含め、Oculusヘッドセットにローカルに保存されたデータを広告のターゲティングに使用しないと述べていることだ。また、やや控えめに、「動きのデータを使って広告のターゲティングを行う予定はない」とも述べている。
Facebookにとって、バーチャルリアリティは未来志向の取り組みの結晶です。創業当初から、同社はエコシステムへの資金提供に数十億ドルを費やしてきましたが、今回の動きは、Facebookが普及の峠を越え、より積極的な収益化を開始する時期が近づいていると認識していることを示しているようです。
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ルーカス・マトニーはサンフランシスコを拠点とするTechCrunchのシニア編集者でした。
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