情報漏洩後、Twitterは新たなサイバーセキュリティ責任者を雇用

情報漏洩後、Twitterは新たなサイバーセキュリティ責任者を雇用
リンキ・セティ
画像クレジット: Twitter

7月に起きた注目を集めた情報漏洩事件を受けて、Twitterはリンキ・セティ氏を新たな最高情報セキュリティ責任者として採用した。

セティ氏は最近までクラウド データ管理会社 Rubrik で最高情報セキュリティ責任者を務めており、それ以前は IBM、Palo Alto Networks、Intuit でサイバーセキュリティの役職に就いていました。

セティ氏はツイッター社の情報セキュリティの実践と方針を監督する新たな役職に就き、プラットフォーム責任者のニック・トルノウ氏に報告することになる、とセティ氏は転職を発表したツイートで述べた。

@twitter チームの一員として、@nicktornow、@michaelmontano、@paraga などと一緒に働けることをとても嬉しく思います! https://t.co/SGoBLr5957

— リンキ・セティ (@rinkisethi) 2020年9月28日

Sethi 氏は、LevelOps や Authomize などのいくつかのスタートアップ企業や、Women in Cyber​​security などのサイバーセキュリティ組織の顧問も務めています。

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ツイッターは、前セキュリティ責任者のマイク・コンバーティーノ氏が12月に退社し、サイバーレジリエンス企業アルセオに移って以来、最高情報セキュリティ責任者の職を空席のままにしていた。

7月、同社は社内の「管理」ツールに対する非常に公然としたサイバー攻撃を受けました。この攻撃はソーシャルメディアプラットフォーム上でリアルタイムに展開され、ハッカーが著名なTwitterアカウントを乗っ取り、仮想通貨詐欺を拡散しました。ハッカーはボイスフィッシングというソーシャルエンジニアリングの手法を用いて、電話で相手を騙し、パスワードや社内システムへのアクセス権を盗み出しました。

同社は今月初め、攻撃を受けてセキュリティキーの導入などセキュリティを強化したと発表しており、これによりツイッターを狙ったような攻撃ははるかに困難になる。

ハッカーがTwitter独自の「管理」ツールを利用して暗号通貨詐欺を拡散

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ザック・ウィテカーはTechCrunchのセキュリティエディターです。彼はまた、毎週のサイバーセキュリティニュースレター「今週のセキュリティ」の執筆者でもあります。

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