パンデミック後の数年間は、コネクテッドフィットネスにとって特に厳しい時期でした。PelotonやMirrorといった大手企業が苦戦する一方で、Tonalのような小規模企業は依然として力強く事業を展開しています。水曜日に開催されたCES 2025で、ベイエリアに拠点を置くTonalは、その名にふさわしい「Tonal 2」と名付けられた新しい筋力トレーニングシステムを発表しました。
このシステムの本質は、2015年に導入された前モデルと同じで、ウェイトバーが組み込まれた壁取り付け型のエクササイズベンチです。
外観上の変更点としては、より洗練されたブラックとクロームのデザインと、より耐久性の高いフレームが挙げられます。内蔵カメラもアップグレードされ、ケーブルはTonalの発表によると「75%強化」されています。

このシステムは最大250ポンド(約113kg)の抵抗力に対応し、ワークアウトの種類などに基づいて重量を調整します。例えば、ユーザーの疲労を感知すると重量を下げ、筋力強化時には重量を上げます。また、搭載モーターも改良され、よりスムーズなワークアウトを実現します。
一方、アップグレードされたカメラは「あなたの動きのパターンを分析し、パーソナルトレーナーのようにリアルタイムのコーチングヒントを提供するので、安全にトレーニングし、フォームを改善し、より良い結果を得ることができます。」これらすべてが、新しいHIIT(高強度インターバルトレーニング)ワークアウトと組み合わされています。
全体的に見て、9年を経ても大きな変化はなく、ほとんどの人にとってアップグレードする価値はないかもしれません。もちろん、元のマシンが壊れてしまった場合は別ですが。それでも、パンデミック後の減速期にも関わらず、コネクテッドフィットネス企業が依然として力強く事業を展開しているのは喜ばしいことです。
このシステムは現在 4,000 ドルで入手可能です。
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラーコメンテーターとしても活躍しています。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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