
ツイッター社は月曜日、ロシアによるウクライナ侵攻が続いていることを踏まえ、ロシア政府と関係のある偽情報の拡散を防ぐための新たな措置を発表した。
同社は、ロシア国営メディアへのリンクを含むツイートに、その所属を示すラベルを付与し始める。ラベルにはオレンジ色の感嘆符が付き、Twitterユーザーに対し「最新情報を入手してください」と警告する。
Twitter社はまた、プラットフォーム上でロシア政府系メディアの露出を減らし始め、これらのメディアが幅広い視聴者にリーチする能力を弱めることになる。
https://twitter.com/yoyoel/status/1498343849273425921
ロシア政府と関係のあるツイートへの変更は即時に展開されます。Twitter社は、今後数週間以内に他の「国営メディアアカウント」にも同様のラベルを追加する予定だとしています。
「人々がロシアのウクライナ侵攻に関する信頼できる情報をTwitterで探している中、私たちは自らの役割を理解し、真剣に受け止めています」と、Twitterのサイトインテグリティ責任者であるヨエル・ロス氏はツイートで述べた。「私たちの製品は、あなたが目にするコンテンツの背後に誰がいるのか、そしてその動機や意図は何なのかを容易に理解できるようにすべきです。」
Twitterは2年前から国営メディアのアカウントにラベルを付け始めているが、こうしたタグはアカウントのプロフィールページに表示され、ツイート自体のラベルほど目立たない。
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同社は国営メディアアカウントからの広告を許可していないが、これは中国政府と関係のある複数のアカウントが香港の抗議活動に関するプロパガンダを拡散したことを受けて、2019年に実施した変更である。
ロス氏はさらに、ロシアによるウクライナ侵攻が数日前に始まって以来、ロシア政府系メディアへのリンクを含むツイートが1日4万5000件以上確認されていると付け加えた。ロス氏は、新しいラベルはTwitter上の会話に「役立つ文脈を加える」手段であり、世界選挙やパンデミック関連のツイートにも同様の取り組みを行っていると述べた。
Twitterは国営メディアによる自社のソーシャルネットワーク上での広告をブロックしている
Twitterが政府関係者と国営メディアにラベルを追加
ウクライナはサイバー空間への抵抗に乗り出し、ロシアとその同盟国のサイトをハッキングする「IT軍」を組織し、技術リーダーの参加を呼びかけている。
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