アリゾナ州、AIだけで教えるオンラインチャータースクールを開設

アリゾナ州、AIだけで教えるオンラインチャータースクールを開設

概要

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教室の机で児童に教えるAIロボット
画像クレジット:マルテ・ミューラー / ゲッティイメージズ
  • ポール・ソーワーズ

アリゾナ州チャータースクール委員会が承認した最新のオンラインのみの学校には、一風変わった特徴がある。学術カリキュラムはすべて AI によって教えられるのだ。

チャータースクールは、独立運営されているものの公的資金で運営されており、教科の指導方法に関しては、従来の公立学校に比べて大きな自主性を持つのが一般的です。しかし、アンバウンド・アカデミーの「AI駆動型アダプティブラーニングテクノロジー」を提案し、「2時間という限られた時間の中で学習指導を凝縮する」というこのモデルは、チャータースクールとしては初めての試みです。(アンバウンドの創設者は、テキサス州の「高級私立学校」で同様のプログラムを運営しており、こちらは対面授業を行っているようです。)

アンバウンドのアプローチは、IXLやカーンアカデミーといったエドテックプラットフォームを活用し、生徒は「個々の学習ペースとスタイルに合わせて継続的に調整される、インタラクティブなAI搭載プラットフォーム」を利用する。人間も存在するが、その数は少なく、認定を受けた教師はいないかもしれない。アンバウンドは「人間が関与する」アプローチを採用し、「熟練したガイド」が進捗状況を監視し、生徒一人ひとりに「的を絞った介入」とコーチングを提供する。

授業時間はわずか2時間に短縮され、残りの時間は「ライフスキル・ワークショップ」に充てられます。このワークショップでは、批判的思考力、創造的な問題解決能力、金融リテラシー、パブリックスピーキング、目標設定、起業家精神といった分野を扱います。このオンラインのみの学校は、4年生から8年生までの生徒を対象としています。

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