
1年前、スターシップ・テクノロジーズ社は数百台の自律ロボットを配備し、大学のキャンパスの学生や数軒の近隣住民にブリトーやピザを配達していた。
1,700万ドルの新規資本を調達した同社は、事業を展開する欧州および北米市場を新型コロナウイルス感染症が襲って以来、保有車両を5倍に拡大しました。新型コロナウイルスはスターシップ・テクノロジーズを含むすべての企業に苦痛と混乱をもたらしましたが、同時にレストランがテイクアウトとデリバリーのみのビジネスモデルに移行したことで、需要の増加も経験しました。スターシップは現在、1,000台の自律型デリバリーロボットを保有しています。
スターシップ・テクノロジーズは昨年、2021年夏の終わりまでに100の大学に拡大する計画を発表した。これは、現在15のキャンパスで事業を展開している状況から大きく飛躍したと言える。しかし、同社は拠点、運行量、車両規模、そして現在400名を数える従業員数など、測定可能なあらゆる面で事業を拡大している。同社は毎月新たな大学キャンパスを開設しており、授業再開に合わせて稼働を開始する強力なパイプラインを備えていると述べている。
スターシップは火曜日に発表した1,700万ドルの資金調達に、TDKベンチャーズとグッドイヤーベンチャーズが参加しました。この新たな投資により、スターシップの累計調達額は1億200万ドルとなりました。スターシップは企業価値の公表を控えています。また、同社はマサチューセッツ州のUCLAとブリッジウォーター州立大学への進出も発表しました。

Skypeの共同創業者であるアハティ・ハインラ氏とヤヌス・フリス氏によって2014年に設立されたスターシップ・テクノロジーズは、2017年に5,000件の配送を完了した企業から、今年1月までに100万件の配送を達成しました。また、大学キャンパスや英国ミルトン・キーズのようなコミュニティだけでなく、英国ノーサンプトンの5,000世帯の地域、カリフォルニア州マウンテンビュー市とモデスト市など、より多くの町にもサービスを拡大しています。
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キルステン・コロセックは、EVや自動運転車から都市型航空モビリティ、車載テクノロジーに至るまで、10年以上にわたり交通の未来を取材してきた記者兼編集者です。現在はTechCrunchの交通担当編集者であり、TechCrunchのEquityポッドキャストの共同ホストを務めています。また、ポッドキャスト「The Autonocast」の共同設立者兼共同ホストでもあります。以前はFortune、The Verge、Bloomberg、MIT Technology Review、CBS Interactiveに寄稿していました。
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