マネーグラムはハッカーが顧客の個人情報と取引データを盗んだと発表

マネーグラムはハッカーが顧客の個人情報と取引データを盗んだと発表
2017年8月3日、テッサロニキの中心部にあるマネーグラム送金オフィスの様子。
画像クレジット: Jaap Arriens / NurPhoto / Getty Images

米国の送金大手マネーグラムは、先月のサイバー攻撃でハッカーが顧客の個人情報と取引データを盗んだことを確認した。

同社は月曜日の声明で、9月20日のサイバー攻撃中に権限のない第三者が顧客データを「アクセスし、取得した」と述べた。サイバー攻撃の性質は依然として不明だが、このサイバー攻撃により1週間にわたるサービス停止が発生し、同社のウェブサイトとアプリがオフラインになった。

マネーグラムは、毎年200以上の国と地域で5000万人以上の人々にサービスを提供していると述べている。

マネーグラムは月曜日の声明で、調査は「初期段階」にあり、この問題の影響を受けた消費者を特定するために作業を進めていると述べた。同社は、影響を受ける顧客の数については明らかにしなかった。マネーグラムの広報担当者シドニー・スクールフィールド氏は、同社声明の内容以上のコメントは得られなかった。

盗まれた顧客データには、氏名、電話番号、郵便番号、メールアドレス、生年月日、国民識別番号(マイナンバー)が含まれています。また、社会保障番号や運転免許証などの政府発行の身分証明書、公共料金の請求書や銀行口座番号といった個人情報が記載された書類も「限られた数」含まれています。マネーグラムは、盗まれたデータの種類は個人によって異なると述べています。

マネーグラムは、盗まれたデータには取引の日付や金額などの取引情報や「限られた数の消費者については、(詐欺などの)犯罪捜査情報」も含まれていると述べた。

TechCrunchは以前、マネーグラムがその後、英国法の規定に従い、英国のデータ保護規制当局にデータ侵害を通知したと報じていた。

MoneyGram からの回答を更新しました。

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ザック・ウィテカーはTechCrunchのセキュリティエディターです。彼はまた、毎週のサイバーセキュリティニュースレター「今週のセキュリティ」の執筆者でもあります。

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