ナッグスの開発者Simulateが5000万ドルを調達

ナッグスの開発者Simulateが5000万ドルを調達
画像クレジット: Simulate

ニューヨークに拠点を置くSimulateは本日、5,000万ドルの資金調達を発表しました。アレクシス・オハニアン氏の776が主導したシリーズBの資金調達により、代替肉の累計調達額は6,000万ドルを超え、企業価値は2億6,000万ドルに達しました。

Simulateの最初の製品であるNuggs(以前はスタートアップの社名でもあった)は、積極的なオンライン広告のおかげもあって、既に大きな反響を呼んでいます。同社は、過去6ヶ月で店頭での入手可能性が大幅に向上したと指摘しています。このチキンナゲット代替品は、2019年夏の発売当初からオンライン注文を通じて消費者に直接販売されており、この入手しやすさが、過去1年間の米国のロックダウン(都市封鎖)において大きな変化をもたらしました。

「パンデミックのピーク時には、人々は冷凍食品を自宅に直接届けてほしいと切望していました」と、創業者兼CEOのベン・パステナック氏はTechCrunchに語った。「当時はDTCのみだったので、小売業への転換前にはDTCで大きな成長を遂げていました。」

彼はさらに、アクセスのしやすさと、より限定的なDTC価格設定により、現在、同社の売上の大部分は小売店から得られていると付け加えた。現在、この製品は5,000の小売店で販売されており、その中にはウォルマート/サムズクラブ、ターゲット、ホールフーズといった大手小売店も含まれている。

「レストランやファストフードへの展開準備を進めています」とパステルナック氏は語る。「海外では、最近カナダ全土で展開し、今後は他の国にも拡大する予定です。」

資金は人員増にも充てられます。現在20名のSimulateは、2022年までに50名に増員する予定です。「増員の半分以上はエンジニアリングチームの拡大に充てられます」とパステルナック氏は述べています。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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