
Googleは火曜日、国際教育技術協会(ISTE)の展示会で、アクセシビリティと学習に関する新たな機能を発表しました。これらの機能には、読書モードの拡張、Google Meetでの手話通訳との連携、AIを活用した授業中の質問提案などが含まれています。
同社はこれまで、検索、Gmail、スプレッドシートといった消費者向け製品においてAIを活用したツールの実験を行ってきました。そして今回、YouTube動画を題材にした課題にAIを活用した質問を導入します。教師は独自の質問を追加したり、AIによる提案を修正したりすることも可能です。現在、英語、スペイン語、ポルトガル語、日本語、マレー語でのトライアルを希望する応募を受け付けています。

Googleは3月にサイドパネルに読書モードを導入しました。これは、ページから動画や画像などの要素を削除し、ユーザーがテキストに集中できるようにするものです。当時、この機能はChromeOS上のChromeブラウザでのみ利用可能でした。Googleは火曜日、この機能をまもなくすべてのChromeユーザーに提供すると発表しました。
さらに同社は、スクリーンリーダーユーザーはChromebook上のChromeブラウザを使用してPDFの画像をテキストに変換できるようになると発表しました。ただし、この機能ではPDFからテキストをコピーすることはできないようです。

Googleは、アラビア語、キリル文字、ラテン文字の読みやすさを向上させるため、新しいフォントも導入したと発表しました。これらのフォントは視覚的に可変性があり、読みやすさを向上させるために、さまざまなサイズに合わせてフォントが適応するデザインになっています。
Googleは、Google Meetに新しいタイルペアリング機能を導入しました。この機能を有効にすると、参加者の1人が発言すると両方のタイルがハイライト表示されます。これにより、手話通訳者と発言者を簡単に接続できるようになります。
Google Meet には、「Teaching and Learning Upgrade」または「Education Plus」サブスクリプションをご利用の教室向けのライブ ストリーム中の投票や Q&A のサポートなどの機能も追加されます。
テッククランチイベント
サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日
同社は教育機関向けに Workspace を無料で提供していますが、高度なセキュリティ、学習、デバイス管理、分析などの機能については、Standard レベルを学生 1 人あたり年間 3 ドル、Plus レベルを学生 1 人あたり年間 5 ドルで提供しています。
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IvanはTechCrunchで世界の消費者向けテクノロジーの動向をカバーしています。インドを拠点とし、以前はHuffington PostやThe Next Webなどの出版物で勤務していました。
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