ウェイモ、シリコンバレーのその他の地域へのロボタクシーサービス拡大を承認

ウェイモ、シリコンバレーのその他の地域へのロボタクシーサービス拡大を承認
ウェイモのジャガー・アイパス自動運転車
画像クレジット: Waymo

カリフォルニア州公益事業委員会は、ウェイモの商用ロボタクシーサービスエリア拡大の要請を承認した。これにより、アルファベット傘下の同社は、サンフランシスコ南部のより多くの地域に自動運転配車車両を導入する道が開かれた。

同社はXへの投稿で、今回の承認によって近い将来の計画に変更はないと述べた。現在、ウェイモはサンフランシスコ全域とサンフランシスコ半島の一部で商用ロボタクシーサービスを運営している。また、マウンテンビュー、パロアルト、ロスアルトス、サニーベールの一部を含むシリコンバレーの複数の都市で、有料利用者向けに無人運転による乗車サービスを提供している。同社のサービスエリアはサンフランシスコとシリコンバレーを合わせて約85平方マイル(約230平方キロメートル)に及ぶ。

サウスベイとサンノゼのほぼ全域で当社の完全自律型商用配車サービスを運営するための申請が CPUC に承認されたことを大変嬉しく思います。

短期的には当社の業務に変更はありませんが、…

— ウェイモ(@Waymo)2025年5月19日

同社はサンフランシスコ国際空港へのアクセスも目指しているが、その計画ははるかに長期的なものとなる。ウェイモは3月に暫定許可を取得し、サンフランシスコ国際空港の道路地図作成の許可を得た。ウェイモの車両は空港内で自動運転ではなく、従業員が手動で運転して地図を作成する。しかし、この許可は、ウェイモが最終的に同空港で商業運用を開始するための段階的なアプローチの始まりを示している。

Waymo は、ロサンゼルス、フェニックス、そして最近ではオースティンまで事業を展開し、毎週 25 万件の有料移動を提供しています。

トピック

キルステン・コロセック氏は、EVや自動運転車から都市型航空モビリティ、車載技術に至るまで、10年以上にわたり交通の未来を取材してきた記者兼編集者です。現在はTechCrunchの交通担当編集者であり、TechCrunchのEquityポッドキャストの共同ホストを務めています。また、ポッドキャスト「The Autonocast」の共同設立者兼共同ホストでもあります。以前はFortune、The Verge、Bloomberg、MIT Technology Review、CBS Interactiveに寄稿していました。

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