ランサムウェア攻撃後、LoanDepotのサービス停止は2週間に及ぶ

ランサムウェア攻撃後、LoanDepotのサービス停止は2週間に及ぶ
シルエットになった女性がスマートフォンを持っており、画面にはLoanDepotのロゴが表示されている。
画像クレジット:ラファエル・エンリケ / SOPA Images / LightRocket / Getty Images

ローンデポの顧客は、先週同社がランサムウェア攻撃を受けたとみられる事件を受けて、住宅ローンの支払いができなくなったり、オンライン口座にアクセスできなくなったと話している。

住宅ローン・融資大手の同社は1月8日、ランサムウェア攻撃の一般的な特徴である「データの暗号化」を伴うセキュリティインシデントを受けて、「できる限り早く通常の業務運営を回復する」ために取り組んでいると発表した。

ソーシャルメディアやフォーラムでこの事件について議論しているユーザーによると、口座情報へのアクセスや支払いの送信に苦労しているという。LoanDepotで混乱が続いている間、取引を完了できなかったという人もいれば、同社に電話で問い合わせた方がうまくいったという人もいる。

LoanDepot の更新されたサイバーインシデントページによると、いくつかの LoanDepot 顧客ポータルは、機能が制限されているものの、木曜日の時点でオンラインに復帰したとのことです。

メールで取材を受けたLoanDepotの広報担当者、ジョナサン・ファイン氏はコメントを控えたが、今回の事件がランサムウェアに関連していることについては否定しなかった。ファイン氏は、同社が身代金要求を認識していたかどうか、また、どのような顧客データが侵害されたのかをまだ把握しているかどうかについては言及しなかった。

ローンデポは、1月8日にSECに初めて情報開示して以来、同社の回復状況について規制当局にまだ報告していない。

同社のウェブサイトによれば、LoanDepot には何百万人もの顧客がいるという。

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ザック・ウィテカーはTechCrunchのセキュリティエディターです。彼はまた、毎週のサイバーセキュリティニュースレター「今週のセキュリティ」の執筆者でもあります。

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