バルセロナを拠点とするスパイウェアのスタートアップ企業Varistonが閉鎖、提出書類によると

バルセロナを拠点とするスパイウェアのスタートアップ企業Varistonが閉鎖、提出書類によると

概要

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青い背景に、中央に赤い電話が描かれた目
画像クレジット:ブライス・ダービン / TechCrunch
  • カーリー・ペイジ

バルセロナを拠点とするスパイウェアベンダーであるVaristonが閉鎖したと報じられている。

監視・情報業界を専門とする業界誌「インテリジェンス・オンライン」は、2月10日にバルセロナの登記所に掲載された法的通知で、Varistonが清算されたことが確認されたと報じている。TechCrunchも、Varistonが閉鎖したという法的通知を確認した。

これは、Variston が 6 人以上の従業員を解雇した後、閉鎖の手続き中であると TechCrunch が報じてからほぼ 1 年後のことだ。 

バリストン事業の縮小は、2022年のグーグルの報告書で、長らく秘密裏に運営されてきた当時無名だったバリストンの存在が明らかになった後に始まったと言われている。

同社の元従業員はTechCrunchに対し、スパイウェア業界のベテランであるラルフ・ウェゲナー氏とラマナン・ジャヤラマン氏によって2018年にバルセロナで設立されたVaristonは、従業員に勤務先を明かすことを禁じていたと語った。ある元従業員はTechCrunchに対し、GoogleによるVaristonの摘発は「スパイウェアメーカーにとって終わりの始まりだったかもしれない」と語った。

ウェゲナー氏はTechCrunchの質問には回答せず、バリストン氏の公開メールアドレスに送ったメールにも返信はなかった。

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