概要
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株式取引スタートアップのPublicがCartaのセカンダリー取引事業の証券口座を買収したとTechCrunchが確認した。
キャップテーブル管理ソフトウェアで最もよく知られるCartaは、膨大なデータを抱えている。同社は活況を呈していたセカンダリーマーケットプレイス仲介事業への進出を試みたものの、1月、あるスタートアップ企業の顧客が、Cartaがスタートアップ企業の非公開のキャップテーブルデータを利用し、株主に接近してスタートアップ企業の承認なしに売却を仲介したと公に非難した。この疑惑は瞬く間に拡散し、多くのCarta顧客を恐怖に陥れ、退会を迫った。
数日後、Cartaはこの事業から撤退すると発表した。Axiosが以前報じたところによると、現在、Publicが買収を希望する買い手を見つけたという。
パブリックはTC宛ての電子メールによる声明で、買収したカルタ・キャピタル・マーケッツの顧客にはオプトアウトの権利があると述べた。一方、カルタはセカンダリー事業から完全に撤退したわけではないと述べている。SEC登録の名義書換代理人を通じて、「公開買付けなどの企業主導のセカンダリー・オファリング」については引き続き対応するとしている。
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