マイクロソフトがWindows 10にCopilotを導入

マイクロソフトがWindows 10にCopilotを導入
濃い青色の背景に Windows ロゴ。
画像クレジット: Microsoft / PhotoMosh / ファイル写真

マイクロソフトのAI搭載チャットボット「Copilot」がプレビュー版としてWindows 10に登場

Microsoft の Windows Insider プログラムに参加しているユーザーにまもなく提供される Windows 10 バージョン 22H2 以降、Windows 10 は Windows 11 とほぼ同様の Copilot 機能を備えるようになります。ユーザーは、タスクバーの Copilot アイコンをクリックした後、入力または音声でチャットボットと対話し、さまざまなタスクやトピックに関して Copilot に質問したり提案を求めたりできるようになります。

Windows 11のCopilotと比べると、やや機能が制限されています。Windows 10のCopilotでは、設定のカスタマイズやアプリの起動といった操作はできません。少なくとも現時点では。Microsoftはブログ記事で、この機能は将来的に提供される可能性があると示唆しています。

Windows 10のCopilot
画像クレジット: Microsoft

Copilot を Windows 10 に搭載する理由は、主に利用台数の増加です。Windows Central が最近の記事で指摘しているように、Windows 10 は依然として月間アクティブデバイス数が約10億台であるのに対し、Windows 11 は月間アクティブデバイス数が4億台です。5月にリリースされた Copilot プラグインは、小規模なインストールベースではなく、両方のインストールベースをターゲットにできるため、開発者にとって開発へのインセンティブとなりやすいと考えられます。

Copilot 搭載の Windows 10 は、4GB 以上の RAM と 720p 以上のディスプレイを搭載した Windows 10 Home および Windows 10 Pro デバイス向けに展開されます。Windows 10 の Enterprise、Education、および企業管理の Pro エディションは、このアップグレードサイクルには含まれません。また、ヨーロッパのお客様も対象外です。Copilot を利用できるのは、北米、アジア、南米の一部の地域の Windows 10 デバイスのみです。

マイクロソフトは、今後さらに市場を拡大していく意向であると述べている。

トピック

カイル・ウィガーズは2025年6月までTechCrunchのAIエディターを務めていました。VentureBeatやDigital Trendsに加え、Android Police、Android Authority、Droid-Life、XDA-Developersといった様々なガジェットブログにも記事を寄稿しています。音楽療法士のパートナーとマンハッタンに在住。

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