iPad OS 17のPDFライブコラボレーションはGoogleドキュメントに匹敵するかもしれない

iPad OS 17のPDFライブコラボレーションはGoogleドキュメントに匹敵するかもしれない
iPad OS 17 PDFでのライブコラボレーション
画像クレジット: Apple

Appleは、iPadユーザーが化学の試験勉強や病院での書類記入など、PDFファイルを頻繁に利用していることを認識しています。そのため、WWDC 23で発表されたように、iPad OS 17にiPadでのPDF操作体験を向上させる機能が追加されるのは当然のことです。

iPad OS 17は機械学習テクノロジーを活用し、PDF内のフィールドを識別して素早く入力できるようにします。これは、Adobe Acrobatに簡単にアクセスできない人にとって大きなメリットです。iPadにスキャンした書類の写真にもこの機能が利用できます。

画像クレジット: Apple

PDF機能のアップグレードの中でも特に注目すべき機能は、メモアプリです。1つのメモ内で複数のPDFファイルにアクセスでき、他のiPad OS 17ユーザーと共同作業している場合は、編集やApple Pencilを使ったメモ、その他の変更が各デバイスに即座に反映されます。ユーザーエクスペリエンスは、Googleドキュメントで宿題を仲間の生徒と一緒に取り組むのと似ていますが、Apple Pencilを使った機能は、ドキュメントに注釈を付けたり、同僚やクラスメートと一緒にメモを取ったりする際に特に便利です。

この機能は「ライブコラボレーション」と呼ばれ、リモートでも使用できます。また、FaceTime通話と併用することもできます。

WWDC 2023の詳細については、TechCrunchをご覧ください。

トピック

アマンダ・シルバーリングは、TechCrunchのシニアライターとして、テクノロジーと文化の交差点を専門に執筆しています。Polygon、MTV、Kenyon Review、NPR、Business Insiderなどの出版物にも寄稿しています。SF作家のイザベル・J・キムと共に、インターネット文化に関するポッドキャスト「Wow If True」の共同ホストを務めています。TechCrunch入社前は、草の根活動のオーガナイザー、博物館教育者、映画祭のコーディネーターとして活躍しました。ペンシルベニア大学で英文学の学士号を取得し、ラオスでプリンストン・イン・アジア・フェローを務めました。

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