アンドゥリル、ファウンダーズファンド主導で評価額305億ドルで25億ドルを調達

アンドゥリル、ファウンダーズファンド主導で評価額305億ドルで25億ドルを調達
アンドゥリル・インダストリーズの創業者パーマー・ラッキー氏は、2023年12月14日(木)、米国カリフォルニア州コスタメサにあるアンドゥリル本社で「ザ・サーキット・ウィズ・エミリー・チャン」のインタビューを受けている。アンドゥリルは最近、米空軍向け無人戦闘機開発の大型契約を巡る争いで、複数の老舗防衛企業を破り、現在、時価総額は85億ドルに達している。(写真:カイル・グリロ/ブルームバーグ、ゲッティイメージズ経由)
画像クレジット:カイル・グリロ/ブルームバーグ/ゲッティイメージズ

Founders Fundは、防衛技術スタートアップ企業Andurilに対し、新たに25億ドルの資金調達の一環として、10億ドルの投資ラウンドを主導しました。これは同社にとって過去最大の資金調達となります。Andurilの広報担当者がTechCrunchに語ったところによると、既存投資家も多数参加しているとのことです。

アンドゥリルは、シリーズGの資金調達により、評価額が2倍の305億ドルに上昇しました。広報担当者によると、このラウンドは応募数の8倍以上に達し、アンドゥリルが販売する株式の量よりもはるかに多くの投資家が購入を希望したことを意味します。

自律型兵器とそれを制御するソフトウェアを開発するアンドゥリル社は、2024年に同社の収益が倍増して約10億ドルに達したことを受けて、新たな資金を調達したと述べている。

同社はまた、米陸軍から兵士向けの新型AR/VRヘッドセット開発という巨額の契約を獲得したことも追い風となっている。この契約は当初、総額220億ドルの予算でマイクロソフトに発注されたものの、2月にアンドゥリルに再委託された。この契約は非常に大きなもので、アンドゥリルの創業者パーマー・ラッキー氏は先週、両社がこのプロジェクト向けデバイス開発で提携を発表した際に、元雇用主のメタを公に許すに至ったほどだ。

アンドゥリルの取締役会長兼共同創業者でファウンダーズ・ファンドのパートナーでもあるトレイ・スティーブンス氏は、ブルームバーグテレビのインタビューで新たな資金調達を明らかにした。

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Julie Bort 氏は、TechCrunch のスタートアップ/ベンチャー デスク編集者です。

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