ベンチャーキャピタルのインサイト・パートナーズは、1月のハッキングで個人情報が盗まれたことを認めた。

ベンチャーキャピタルのインサイト・パートナーズは、1月のハッキングで個人情報が盗まれたことを認めた。
ドル記号が描かれた紫色の背景に、イラスト付きの現金の山を掴む白い輪郭の手
画像クレジット:ブライス・ダービン / TechCrunch

ベンチャーキャピタル会社インサイト・パートナーズは、1月のサイバー攻撃で個人情報が盗まれたことを不特定多数の人々に警告すると発表した。

同社は今週発表した声明で、影響を受けた人々に「今後数日」から順次通知する予定であることを確認した。同社によると、盗まれたデータには、現従業員および元従業員の個人情報、そしてリミテッド・パートナー(インサイトのベンチャーファンドに資金を提供する投資家で、通常は氏名を非公開としている)に関する情報が含まれているという。

インサイト社によると、盗まれたデータには銀行や税務情報を含む特定のファンドと運用会社、ポートフォリオ企業に関する情報も含まれているという。

インサイトが1月の同社へのサイバー攻撃でデータが流出したことを認めたのは今回が初めてです。同社は以前、このハッキングは「高度な」ソーシャルエンジニアリング攻撃によるものだと説明していましたが、その根拠となる証拠はまだ示していません。攻撃の具体的な性質は依然として不明です。

インサイト・パートナーズの広報担当者はコメント要請にすぐには応じなかった。 

このベンチャーキャピタルは、900億ドルを超える規制対象資産を運用しており、世界最大級のテクノロジー系スタートアップ投資家の一つとなっています。Insightは、WizやArmisといったサイバーセキュリティ大手への資金提供にも貢献しています。 

Insight Partnersは、近年サイバー攻撃を受けた最新のベンチャーキャピタル企業です。2021年には、シリコンバレーのベンチャー企業Advanced Technology Venturesがランサムウェア攻撃を受け、同社のリミテッドパートナーに関するデータが盗まれました。

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ザック・ウィテカーはTechCrunchのセキュリティエディターです。彼はまた、毎週のサイバーセキュリティニュースレター「今週のセキュリティ」の執筆者でもあります。

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