
Snapchatの開発元であるSnapは、火曜日に開催された年次イベント「Snap Partner Summit」で、アプリに搭載される一連の新しいAI機能を発表しました。特に注目すべきは、アプリ内の「My AI」チャットボットがアップデートされ、より複雑なスナップにも対応できるようになり、Google Lensのような機能に進化したことです。
例えば、外国語のメニューの写真を撮ってMy AIに送信すれば、英語に翻訳してもらえます。また、植物の写真を撮ってチャットボットに送信すれば、その植物の名前を調べることもできます。
また、駐車標識の写真を撮ってチャットボットに送信し、特定の場所に駐車できるかどうかをすぐに把握することもできます。
同様の機能は、Google Lens によって初めてモバイル ユーザーに提供されました。

このリリースは、SnapchatがMy AIを単なるエンターテイメント機能ではなく、より便利なツールにしようとしていることの新たな兆候です。数ヶ月前、SnapchatはMy AIを通じてユーザーがアプリ内リマインダーやカウントダウンを設定できる機能を導入しました。本日発表された新機能は、チャットボットにさらに便利な機能を追加するもので、Snapchatはユーザーが特定の検索クエリを持つ際にMy AIのソーシャルアプリを開いてもらうよう努めています。
マイAIのアップデートに加え、Snapchatは「マイセルフィー」機能を発表し、Snapchat+プレミアム会員向けに、AIを活用したメモリーズ(保存済みのスナップ)の編集機能も提供開始しました。この機能は、メモリーズアーカイブに保存されているスナップにキャプションやレンズを追加することで、既存のスナップをより魅力的に演出します。例えば、自分の写真をメモリーズに保存すると、Snapchatがその写真にレンズを追加し、ルネサンス絵画のような自分を再解釈してくれるかもしれません。

さらに、AIが生成した画像に友達と一緒に登場するオプションも追加されました。例えば、あなたと友達が弁護士やオリンピックの水泳選手として登場する、AIが生成したスナップ写真がアプリで作成されるかもしれません。
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Snapchatはまた、ユーザーが将来の自分の姿を確認できるAI搭載レンズをリリースすると発表しました。これは、TikTokで人気の老け顔フィルターへのSnapchatからの回答のようです。
アプリ内では、改良されたHDビデオ通話と、通話に出なかった友達にスナップを残せるSnap Mailの導入も発表されました。また、世界中の友達といつ繋がれるかが分かりやすくなるよう、チャットに現地のタイムゾーンが表示されるようになります。
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アイシャはTechCrunchの消費者ニュース記者です。2021年にTechCrunchに入社する前は、MobileSyrupで通信関連記者を務めていました。アイシャはトロント大学で優等学士号、ウエスタン大学でジャーナリズムの修士号を取得しています。
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