スペースXは、イーロン・マスクを批判する全社的な書簡の背後で従業員を解雇したと報じられている

スペースXは、イーロン・マスクを批判する全社的な書簡の背後で従業員を解雇したと報じられている
イーロン・マスク 1
画像クレジット: SpaceX

ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、スペースXは先週水曜日、社内通信システムを通じて回覧された公開書簡に関与した従業員の少なくとも一部を迅速に解雇した。スペースXのグウィン・ショットウェル社長も同社にメールを送り、解雇の理由を説明し、イーロン・マスク氏のTwitter利用とその会社への影響などを問題視した公開書簡を全面的に非難した。

ショットウェル氏の回答では、この書簡は「性別、民族、役職、技術的役割など、あらゆる階層の従業員」によって作成され、社内の他の人々(匿名か否かを問わず)にさらなる署名を求めているものであり、「行き過ぎた活動主義」であるとし、会社の時間の使い方を批判した。ニューヨーク・タイムズ紙の報道で引用されている部分は以下の通りである。

この手紙、勧誘、そして全体的なプロセスは、従業員に不快感、威圧感、いじめられたような気分、そして/あるいは怒りを感じさせました。なぜなら、手紙は彼らの意見を反映していないものに署名するよう圧力をかけてきたからです。私たちには達成すべき重要な仕事が山積みであり、このような行き過ぎた活動は必要ありません。[…]

社内の何千人もの従業員に繰り返し迷惑メールを送信し、勤務時間中に手紙に署名したりスポンサーのいないアンケートに回答するよう依頼したりすることは容認できません。[…]

SpaceXのミッションに集中し、時間を最大限に活用して最高の成果を出してください。これが私たちが火星に到達する方法です。

当初の公開書簡では、従業員グループはSpaceXに対し、「イーロンの有害なTwitterでの行動について公に言及し非難する」だけでなく、従業員の許容できる行動に関する広範な社内方針をより明確に定義し、経営陣が職場としての高い基準を満たすために活用するよう求めた。

今週、マスク氏はツイッター社で全員参加のQ&Aセッションを主催した。ツイッター社の幹部らとプラットフォーム上のボットの数をめぐって公然と対立しているにもかかわらず、マスク氏は依然としてツイッター社買収に向けて動いている。

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宇宙、科学、健康技術を専門とするライター。以前は自動車とモビリティ技術を担当し、AppleとShopifyに勤務。

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